黒崎監督の2年半

2年半前、黒崎監督の就任インタビューを見たとき、たしか野暮ったいジャケットを着ていた。
マルシオをケガで欠いて勝てない試合が続いた。
神戸でマルシオの活躍により初勝利。
それからはマルシオ、貴章、ヨンチョル、ミシェウさんの「ファンタスティック4」が躍動。
しかし、貴章の突然の移籍により苦しいシーズンとなる。
去年は永田、マルシオが抜けたものの、Bロペスを獲得。
開幕戦で快勝し、順調なスタートと思ったら大震災。
再開してからなんとか負けなかったものの、柏戦で惨敗。
それからは勝負弱さが露呈。
勝ちきれない試合が続き、試合終了付近に失点し、「潟る」状態が続く。
残留争いに加わってしまったが、なんとか残留する。
今年はヨンチョル、千葉ちゃん、ゴートクが離脱。
攻撃陣の補強を進め、黒崎監督自ら口説き、平井を獲得。
金珍洙、金永根、中村、アラン、大井、小谷野と的確な補強もあった。
開幕1ヶ月前には貴章も加わり、「史上最強」とも言われ、かなりの期待をした。
しかし、結局はこの貴章の加入が黒崎監督の選手起用に迷いが生じたのではないかと思う。
Bロペス、ミシェウさん、貴章、平井を同時には使えない。
そのためスタメンは固定できない。
守備陣は奮闘していたが、得点が取れず。。。
これでも勝てればよいが、勝てず、第12節を終了してスワンでは無勝でズルズルと17位。
ついに黒崎監督は西ヶ谷HCと共に辞任（ホントは解任？）した。
毎年主力を抜かれ、1からチームを作り上げなければいけない厳しさはあったと思う。
黒崎監督は選手器用について色々と迷ってしまったんじゃないかと思う。
その迷いが選手にも伝わり、低迷を招いてしまったのではないだろうか。


監督の途中辞任（解任）はアルビ初の事象となった。
新聞報道では「後任監督は未定」って書いてあった。
交渉はしているのだろうけど、柏戦には間に合わないだろう。
そして今日からユースの上野監督が暫定的に指揮を執ることになった。
うまくアルビを立て直すことが出来るのだろうか。。。。
そして、間に合うのだろうか。。。。。。