何も変わっていなかった。
天皇杯で勝ち進んでも、20周年記念ゲームだろうと、エイエイオーと勝ち鬨あげても、何も変わっていなかった。
天皇杯で流れを変えたはずじゃなかったのか?
何のための勝利だったのだろうか?
単に天皇杯を勝ち進むだけの勝利ではなかったはずだ。
リーグ戦の流れを変えたはずの勝利だったはずだ。
流れは変わっていなかった。
特に横浜FM戦から3バックになって選手の特性を生かせなくなっているのではないか。
4連敗中にアルビが取ったゴールは1点のみ。
そりゃ、勝てないでしょ。
敗戦はシステムのせいじゃないってのは、頭では理解しているけど、やはりシステムが合わないんじゃないかと思う。
たいだいアルビの3-4-3って攻撃的なの?守備的なの?
中途半端に見えるんですわ。
セットプレーで失点し、そのまま攻めあぐねて、完封負けって何も進歩とか成長とかしてないでしょ。
期待した私がバカだったのか。
柴崎のシュート自体は見事だった。
あんなの決められたらしょうがないわ。
でもね、アルビのシュートはなぜに決まらんのでしょうか?
たとえば前半の前野のミドルシュート。
柴崎のシュートが決まるんだったら、前野のシュートが決まってもおかしくない。
だけど、アルビのミドルは決まらない、決められない。
今季、アルビ選手のファインゴールって決まってないでしょ。
それにね、あの場面、だーれもプレスに行ってない。
ゾーンで守っているからしょうがない、あそこから決められたらしょうがないって事なのかもしれないけど。
先制されても取り返せる力があればいいけど、アルビには無い。
失点直後のFKでレオがちょん蹴りして、野津田がグラウンダーのシュートがわずかに外れた場面があったけど、惜しかったのはあれぐらいでしょ。
セットプレーからのゴールは期待できないし、かといって崩してゴール決められるわけでもない。
クロスも目の前にいるDFに当たってしまう、良いクロスが上がってもアルビ選手はだれもいない。
そんなのばっかり。
おまけに試合ごとに負傷者続出。
前野の負傷退場は痛かった。
一旦は○が出て、安心したんだけど、プレー再開後も足引きずってて、結局倒れこんでしまった。
前野の頑張りが光っていただけにやるせない負傷交代だった。
天皇杯でフル出場して、中2日で疲労が溜まっていたんだろうかね。
その後の3バックの配置が左から松原、増田、舞行龍。
松原が左なの?素直に増田、舞行龍、松原の並びでいいんじゃないの。
負けが込むと全てがダメに見え、ネガティブに考えが傾き、後ろ向きに考えてしまう。
別に吉田監督のこと嫌いじゃないんだけど、何時までも結果が出ないのは凄くもどかしいし、歯がゆいし、イライラする。
教え方が悪いのか、選手たちが理解できないのか、能力が不足しているのか。
後半開始早々に先制されて、またかよ、何度も何度も何度も同じ光景見させられて、正直萎えた。
野津田のFKが決まっていれば、まだ勝機もあったんだろうけど、「惜しい」だけで決め切れず、ため息ばかり。
選手は必死で走っているけど、思うように展開できず、焦りからか肝心なところでボールを奪われてしまう。
何やってもうまくいかない、尻すぼみになっていくだけ。
もはや打つ手なし。
松木さんじゃないけど「5分あれば2点取れる」ってポジティブに考えてもむなしいだけ。
終了間際にはPK献上して、ガックリする。
負けた瞬間から名古屋が勝ったってこともあるんだけど、失望というか、絶望感で呆然としてしまった。
声援を送る気にはなれなかった。
サポ仲間と飲む気にもなれず、寂しく新幹線に乗り込んだ。
でも、まだ自力で残留を決めることはできるから諦めてはいない。
今朝になって「吉田監督解任」の一報。
てっきり今シーズンはこのまま吉田監督体制で心中するもんだと思っていた。
まさかこのタイミングで解任するなんて思ってなかった。
個人的には何とか今シーズンは残留を勝ち取って、来シーズンに花開かせてほしいと思っていた。
今シーズンは一体なんだったんだろう。。。。。。。。
鹿島戦終了後、吉田監督、コーチ陣が選手達がG裏に挨拶するまでベンチ前で待っていた。
解任を予感してたのか?
公式にも監督交代が発表された。
後任は片渕監督
合わせて北野コーチ・安田コーチ退任と内田コーチの就任も発表された。
「監督解任」の劇薬は効くのだろうか。
少なくとも内田コーチ就任はアルビサポにとって朗報だと思う。
とにかく磐田に勝つしかない。
勝たないと何も得られない。