麦の“おかげさまで”

プチ庭のこと、パッチワーク・キルトのことや
 日々の何気ないことを綴っています。

 

創作歌劇 「童謡」

2007-09-30 | 音楽鑑賞

今日は雨でぐっと肌寒くなりました。
20℃を割って夫は今年初の暖房生活です。
この間までのあの暑さは何処へいったのでしょうね。



さてさて 新PCですが
息子に設定をぜ~んぶおまかせで
なんとか作動を始めました。
yuくんパパ ありがとう!!
何事も順応にはにぶちんの私のこと
慣れるにはまだ当分の時間が必要みたいです~

では ぼつぼつ日記をつづってみますネ



西武デパート屋上庭園

昨日のこと
久しぶりに 手作り派4人のうち3人 が船橋に集いました。
駅ビルの屋上ガーデンを望む喫茶店で
お茶、おしゃべりを楽しんで・・・


今日の目的はこれ↓です。

船橋市市制70周年記念公演
川端康成・原作
創作歌劇 「童謡」


 舞台は船橋の割烹旅館「三田浜楽園」
昭和10年 若き川端康成は
この一室で短編小説「童謡」を執筆した

あらすじ

初老の日本画家・滝野は、都会化した船橋に30年ぶりにやってくる。彼が以前絵を描きにこの地を訪れたのは戦時色が強まりつつある昭和10年。滞在した海辺の割烹旅館では、夜ごとに軍関係者の宴会が開かれていた。騎兵学校の学生達もたびたびそこを訪れ、15~6歳の半玉(芸妓見習い)達と童謡を歌いながら行進する光景は爽やかな印象を与えていた。やがて戦地に赴くことになる士官候補生と、貧しい農村出である半玉とのかなわぬ恋。
暗い時代に翻弄されながら、それでもなお必死に生きようとする半玉たち。
そしてある夜を限りに童謡は聞かれなくなっていく・・・

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時代の波にあらがうこともなく
恋し懸命に生き娘さんたちの健気な生き様。
今の若い方達にはおもいもよらないことかも知れないわね。
せつなく哀しい物語でしたが爽やかな印象だったわ。
せつせつと歌いあげるソプラノさんや
その他のみなさんもそれぞれの歌唱力で熱演されて
ステージに引き込まれてしまいました。

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実はこのステージに 
4人のうちの一人 miyaさん が出演でした。
あつい夏の間、練習で多忙のようでした。

終演してから出口で会った彼女
ひとつのことを成し遂げて
とても生き生きと感じられました。