フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳とその周辺の生き物を紹介。

ガーネットオチバタケは発光するのか?(その2)

2022-08-20 14:54:29 | Mushrooms
傘の径が2mmあまりの小さなガーネットオチバタケ
独特の深い赤色が美しく、見つけるとじっくりと撮影してしまう。

前の記事で、ガーネットオチバタケの子実体は発光せず、落葉が発光するということを書いた。
前回は持ち帰った後で夜になるまで待って撮影したので、今回は簡易暗室を作って新鮮なうちに発光を調べてみた。
上の写真と同じきのこ。
前回と同様、子実体は発光していないが、落葉は発光している。
新鮮なほうが落葉の発光が強いかもしれない。
落葉の発光の様子。
太い葉脈で発光が強い。やはり菌糸が発光しているのだろうか(ガーネットオチバタケは太い葉脈から発生することが多い)。
ISO 25600, F3.5, SS30秒
肉眼では確認できない微弱な発光だが、自然界では誰かがこの光を認識しているのだろうか?
傘が7mmほどの大きめのガーネットオチバタケ
同様に子実体は発光せず、落葉が発光している。


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