フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳とその周辺の生き物を紹介。

ホシガラス, Spotted Nutcracker

2015-10-31 14:23:07 | Birds
標高1,400mほどの森の中で、6-8羽ほどのホシガラスの小群に会った。

ホシガラスは高山の鳥。
夏の八ヶ岳に登山すると、およそ標高1,800mよりも高い場所でホシガラスに会うことができる。
晩秋になると山麓に降りてくるが、群れに会うのは初めてである。
枯れ枝をさかんにつついていた。
虫を採っていたようだ。
こちらでも枯れ枝をつついてた。
枯れ枝が削られて細くなり、今にも折れそうだ。
木の枝から地面に降りるところ。
落ち葉の中に頭をつっこんで、何やら食べていた。
ブナの多い森であり、ブナの実を拾っていたのかもしれない。
一羽が水場にやってきた。
小川に嘴をつけて水を飲んだ。
3回水を飲むと、餌採りに戻っていった。
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キビタキと黄葉

2015-10-25 12:21:53 | Birds
黄葉した森の中でキビタキの家族を見つけた(成鳥の♂♀のほかに少なくとも2-3羽の若鳥がいるようだ)。
ミズナラの黄葉にモミジやカエデの紅葉が混ざり、素晴らしく美しい森である。
(落葉が急速に進んでいるので、1-2週間もすれば殺風景な森になってしまうだろう。)
キビタキの姿は、黄葉の中に溶け込むと簡単に見失ってしまう。

これは♀だと思うが若鳥かもしれない。
ツリバナの実を食べに来たところ(1枚目の写真と同じ木、ここが餌場のひとつ)。
南の国へ渡る前に、たっぷりと木の実を食べていってね。

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ヤマガラとエゴノキの実

2015-10-24 13:38:19 | Birds
木の葉をすっかり落とした木に、青い実が大量に揺れている。
エゴノキである。
今年はエゴノキの実も豊作のようだ。
エゴノキには、入れ替わり立ち代わりヤマガラがやってきて、実をお持ち帰りになる。
ヤマガラは、太い枝に移動して、エゴノキの実をつつき始める。
果皮をはぎとって、種子を取り出す。
エゴノキの果皮には有毒のエゴサポニンが含まれているが、小鳥たちも果皮は食べられないようだ。
種子をきれいに取りだした。ヤマガラの顔は少し得意げ(ドヤ顔)に見える。
ヤマガラは、種子をいったん地中に埋めてから食べるらしい。
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