フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

巣穴調査: 巣穴を隠すニホンアナグマ、タヌキ、キツネ、野良猫

2021-03-28 11:38:47 | Animals
落ち葉が積もった斜面に、ぽっかりと穴が開いていた。
ニホンアナグマやキツネの巣穴に比べると、かなり小さい穴に見えた。
トレイルカメラを設置して2週間撮影したところ、巣穴の主はニホンアナグマであると判明した。
タヌキ、キツネ、野良猫、シジュウカラも撮影された。
ニホンアナグマが巣穴から出てくるところ。
周囲を警戒しながらそろりと出てくる。
近いよ。
巣穴に戻るニホンアナグマ。周囲の落ち葉を大量にかき集めて巣穴を隠している(動画からJPEGへ変換)。
キツネは昼間に1回だけ登場。カメラの前まで来てくれなかった。
タヌキは夜間に1回だけ登場。少し痩せている?
夜中に猫が来て、巣穴を覗き込んでいた。ニホンアナグマの子供を襲うつもり?
近くに人家はないので、野良猫に違いないが、健康そうな猫である。
巣穴の正面にシジュウカラがやってきた。
巣穴の開口部は、シジュウカラがかろうじて出入りできる程度の広さしかない(落ち葉でカモフラージュされている)。

昨年は、3カ所でニホンアナグマの巣穴群を調査したが、今回のように落ち葉で巣穴を隠す様子は観察されなかった。
これまで調査した巣穴群には、それぞれ10カ所近い出入口があったが、今回は1カ所しか出入口がみつからなかった(落ち葉で隠されている可能性がある)。
昨シーズンに冬眠を確認した巣穴では、3頭のニホンアナグマが出入りしていたが、今回の巣穴では今のところ1頭しか確認できていない。
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台湾産パイナップルを買う

2021-03-28 11:35:16 | others

中国が台湾産パイナップルの輸入を停止したため、田舎のスーパーにも台湾産パイナップルが並ぶようになった。
台湾産は、完熟で芯まで食べられるのが特徴。
地元のスーパーでは、フィリピン産が97円、台湾産が397円だったが、台湾産はかなり大きく、フィリピン産の倍くらいの重さがある。
フィリピン産の外観は大部分が緑色なのに対し、台湾産は黄金色で、見るからに熟度が違う。

10年前の東日本大震災後には、250億円もの義援金が台湾から届いた(他国と比べても突出した金額のようだ)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E8%AB%B8%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%BF%9C
さらに、台湾の人々が被災地に赴き、炊き出しなどの支援を行ったという。
日本人は台湾に恩があるから、台湾が困っていたら助けなくてはいけない。

しばらくは、朝食に台湾産パイナップル(+ヨーグルト)を食べることにしよう。

台湾の蔡英文総統は、たいへんな親日家で、ツイッターで日本語のメッセージも頻繁に出している。
https://twitter.com/iingwen
台湾のパイナップルは、まもなく本格的な収穫期を迎えると、17日に日本語でつぶやいている。

イスカと松ぼっくり

2021-03-06 17:26:12 | Birds
首都圏の緊急事態宣言が再延長されたが、八ヶ岳山麓には首都圏ナンバーの車が目立つ。
自粛する人としない人に二極化しているが、だらだらと緊急事態宣言を続けても、自粛しない派が増えるだけのようだ。
松林に50羽ほどのイスカが来ていた。
上を向いて撮影していると、ぽたぽたと松ぼっくりが降ってくる。
直撃をくらわないように気を付けながら撮影する。
メスは、松の木では保護色になっていて目立たない。
右下の個体は、食事中に左上の個体につつかれて追い出されたところ。

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