フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳とその周辺の生き物を紹介。

巣穴調査:タヌキとニホンアナグマが出入りする巣穴

2022-06-04 16:37:15 | Animals
昨年調査した巣穴を再調査した。
巣穴は5メートルほどの範囲に3つの出入口があり、そのうちのひとつは、昨年ニホンアナグマにより新設された出入口である。
昨年は、ニホンアナグマが巣穴を掘る様子を撮影することができた。
https://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/a9fde9ae7b7d0f47aa9aea5ad31b24d4

カメラを設置して2週間調査したところ、タヌキが33回、ニホンアナグマが2回撮影された。
巣穴に戻ってきたタヌキ
タヌキは毎日巣穴に出入りしていた。
夜間に撮影された2頭のタヌキ。
巣穴の横で、お互いに毛づくろいしていた(動画を静止画に変換)。
2頭のタヌキ
1頭は巣穴に入るところ。右上にもう1頭いる。
ニホンアナグマも巣穴に入っていた。
ニホンジカ

この巣穴は、ニホンアナグマが掘ったものであるが、現在はタヌキが主に使用していて、ニホンアナグマも時々出入りしている。
タヌキとニホンアナグマが同じ巣穴を利用していることが確認できた。
ニホンアナグマは、自分が掘った巣穴をタヌキが使っても怒らないのだろうか?
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