パッタイ と 映画【未来を写した子どもたち】

『ちえちゃん、おひさしぶりです。(中略)
で、本題なんだけれども、どうしてもパッタイが食べたくて…』

姉のように慕う一美さんから数日前に連絡をいただき、パッタイ（タイの焼きそばみたいなもの）を食べたいと同時に私を思い出してくれた幸せを噛みしめつつ、待ちわびたこの日。

『せっかく水曜レディースデーだからついでに映画なんかも観れたらいいね』というお誘いも受けていたので、調べてみると、なんとリトルバンコク？！横浜若葉町にある映画館ジャック＆ベティーで私がずっと気になっていた未来を写した子どもたちがやっている様子。

売春窟に暮らす子供たちがカメラを手にして夢や希望を見出していく・・という重いテーマを掲げるドキュメンタリーで、普段観にいくなら絶対１人で行く映画だけど、昨年インドに行ったばかりの一美さんなら大丈夫かも。と思い、おもいきって一緒に観ました。

売春窟で暮らす子どもというテーマにおいては、昨年観た映画【闇の子供たち】と同じなんだけど、
今日見た映画の方が、少し希望が見える展開。

何しろ子どもたちの笑顔が絶えない。
その瞳のきれいさが、観客の心を明るい方へ引っ張ってくれる作品でした。

撮影当時11歳前後の子供たちが、現在18歳近くになっていて、パンフレットにはその子どもたちの現況も。
写真をきっかけに大学に通う男の子や、やはり売春窟に生まれた運命・・・なのか、家業を継がざるを得ず母と同じ道を生きる女の子。

なんともいえない現実なんだけれど、子供たちは誰ひとりとして運命を暗く捉えず、麻薬におぼれる父や、身を売って生活費をひねり出す母を愛し、明るい未来に希望を持って生きていく。

そんな清清しい映画なのでした。
監督のザナさん(ニューヨークの女性写真家)万歳です。
本当に素晴らしかった。

パンフレットのほかに、子供たちが撮った写真をポストカードブックにしたものも販売されていて、その売り上げの10％がザナさんが立ち上げたkids with Camerasという、写真を学ぶことを通して社会から置き去りにされた子供たちに自信を持たせる非営利組織に寄付されるということなので、微力ながらも買ってきました。
寄付されるから買ったわけではなく、手元において置きたいとっても素敵な写真なのです。

子どもたちがカメラを手にして、生き生きと輝いている姿が私の手元に。
愛すべき写真たち。



で、メインのパッタイ。
せっかく若葉町まできてパッタイだけではもったいないので、
トムヤムヌードルと、初挑戦の空芯菜の天ぷらも。



空芯菜の天ぷらは、なんだかスナックみたいで美味しかった！！
そして、おまけのように出てきたソムタムが、辛い！うまい！

パッタイとトムヤムヌードルは、まぁまぁ美味しかったのですが、
家に帰ってきてから自分で作ったトムヤムクンの方が数段美味しかった(笑）

タイ料理の食材店がすぐ近くにあるので、ちょうど切らしていたレモングラス、カー（タイの生姜）、バイマックルー（こぶみかんの葉）を調達。
普段まとめ買いしたものを冷凍して少しづつ使っているのですが、
フレッシュのバーブ類のかぐわしさといったら！！

冷凍とはベツモノでした。。。
でも近くに売ってないから冷凍するしかないんだよね～。。。
残念！

そして地元に戻り、アレーズでパーマ！
パーマさん、お久しぶりです。
いつ以来か思い出せないほどです。

これで、ハネハネヘアーの毎日から脱出か？

今日のアレーズは夕方だったせいか、母と２人の貸切状態！
なんとも贅沢なプライベート美容室を堪能させていただきました。
癒された♪