
長良川の鵜飼。子供の頃からこういうものがあるということは誰でも知っているが、岐阜在住であるからには、一度は見なければ。人生ウン十年初めて本物を見ました。船の予約が必要だが、食べものを持ち込みでかける。船には提灯が点されて、いい雰囲気である。当日は少し涼しいかなと思っていたが、とんでもない。川の上は寒いのなんのって
船は出ると、上流に移動し、しばしお食事タイム。その間、郡上踊りの船が賑やかに往来する。トイレ専用船もある。
で、7時半頃から鵜飼の船がかがり火を焚きながら、下って行く。鵜が魚を次から次に飲み込み、それを鵜匠がとりだす。それを客を乗せた船が並走して見物するのだ。想像とちがってスピード感もあり迫力がある。もっと静的な光景を想像していたからだ。鵜はウミウで茨城からつれてくるとのこと。一生懸命さかなを取る姿は健気でもある。鮎ばかりでなく色々な魚、うなぎもとるらしい。ちょとお金はかかったが、素晴らしい経験でした。1600年の伝統があり、信長や徳川幕府が保護したとのこと。現在でも鵜匠は宮内庁の式部職だということも初めて知りました。
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