この前スキーをしていて気づいたことがありました。
パパさんが滑っている
子供たち(習字教室のスキーに参加した子たち)に厳しく
注意をしながら並ばせてしました。
「
止まれと言ったらきちんと止まれ」とか「
直滑降ではなくきちんとボーゲンをして滑ろ」など普段は
家で叱られて慣れていない
女の子はかなりびびりながらスキーをしていました。
そんな状態の時に
息子は滑ってきた勢いで並んでいる
子供たち
に横入りをした状態になりました。
もちろん厳しい
パパさんは「
横入りはするな!なにやっているんだ!
」とビシッと叱りつけました。(自分の
息子だから他の子よりかなり厳しく
叱りつけました。)
すると並んでいた
子供たち
が「
そうだー!なにやっているんだー!」と一斉に
息子に非難し始めたのです。
息子はみんなにやいやい非難されて落ち込んでしまいました。
以上のことがこの前のスキーであったことでした。
これは何気ないどこにでもある出来事のように思いますが、もしこれが学校のクラスだったらどんな状況だと思いますか?
クラスの中でも地位の
高い子(力が上の子又は先生など)が威張っていて、
1人に強く叱り付けたり意地悪したりするとします。
すると周りに子もその子
に同調し、その
1人に同じように接します。
これがいじめの最初の発端であり、その後の連鎖の状況へと発展してきます。
連鎖が連鎖を呼んで大きないじめとなり、状況は屈折しまくっていくのだと思います。
解決を試みるころには最初の原因も発端も解らない状態ですね。
楽しいスキーの最中にハッとさせられるシーンを見て、大人が大勢の
子供たちに接することの難しさを考えさせられました。
また簡単にその連鎖に巻き込まれやすい今の
子供たちへの対処法も考えていけなければいじめを根絶できないのでは・・・とも思ってしまいました。
「自分」がだけでなく「相手」を
思いやれる気持ち
がもう少しあれば、もう少し変わっていけるのではと考えます。
ちょっと真面目で長くなってしまいました。
長々と失礼しました。