きつつきさんのてくてく日記

今年はウォーキングがんばります。
歩くだけじゃなくもっと体を動かしていきたいです。

いじめの連鎖

2007-02-22 14:35:06 | 日々つらつらと・・・
この前スキーをしていて気づいたことがありました。

パパさんが滑っている子供たち(習字教室のスキーに参加した子たち)に厳しく注意をしながら並ばせてしました。
止まれと言ったらきちんと止まれ」とか「直滑降ではなくきちんとボーゲンをして滑ろ」など普段は家で叱られて慣れていない女の子はかなりびびりながらスキーをしていました。
そんな状態の時に息子は滑ってきた勢いで並んでいる子供たちに横入りをした状態になりました。
もちろん厳しいパパさんは「横入りはするな!なにやっているんだ!」とビシッと叱りつけました。(自分の息子だから他の子よりかなり厳しく叱りつけました。)
すると並んでいた子供たちが「そうだー!なにやっているんだー!」と一斉に息子に非難し始めたのです。
息子はみんなにやいやい非難されて落ち込んでしまいました。


以上のことがこの前のスキーであったことでした。
これは何気ないどこにでもある出来事のように思いますが、もしこれが学校のクラスだったらどんな状況だと思いますか?

クラスの中でも地位の高い子(力が上の子又は先生など)が威張っていて、1人に強く叱り付けたり意地悪したりするとします。
すると周りに子もその子に同調し、その1人に同じように接します。

これがいじめの最初の発端であり、その後の連鎖の状況へと発展してきます。
連鎖が連鎖を呼んで大きないじめとなり、状況は屈折しまくっていくのだと思います。
解決を試みるころには最初の原因も発端も解らない状態ですね。

楽しいスキーの最中にハッとさせられるシーンを見て、大人が大勢の子供たちに接することの難しさを考えさせられました。
また簡単にその連鎖に巻き込まれやすい今の子供たちへの対処法も考えていけなければいじめを根絶できないのでは・・・とも思ってしまいました。
「自分」がだけでなく「相手」を思いやれる気持ちがもう少しあれば、もう少し変わっていけるのではと考えます。

ちょっと真面目で長くなってしまいました。
長々と失礼しました。


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