突然の解散総選挙となりました。突然だろうと何だろうと、選挙は私たちのくらしを左右する一大事です。よくよく考えて投票しなければなりません。
考えるべきことはいくつもありますが、私は特に次の点を重視したいと思います。
1.戦争は絶対に嫌だ。集団的自衛権行使容認の閣議決定は撤回すべきです。日本が戦争に参加する危険を生じさせるだけでなく、憲法より内閣を上に置く民主主義の破壊です。あわせて、日本を戦争ができる国にする地ならしでもある秘密保護法もなくしてください。
2.原発の再稼働はやめ、すぐゼロにしてほしい。あれほどひどい被害を生んで、いまだに収束もできず、多くの人が家にも帰れないのに、再び原発を動かすなんて信じられません。現に原発がなくても電気は足りているではないですか。
3.規制緩和はいけません。規制緩和をして自由競争にするということは、強者が勝ち、弱者が負けるということです。労働者派遣法の改悪や残業代ゼロなど労働の規制緩和をすすめれば、労働者が使用者に全面的に支配され、低賃金で不安定雇用の労働者ばかりになってしまいます。同じ理由でTPPも反対です。
4.沖縄の辺野古に基地をつくらないで。県知事選挙の結果ではっきりしたように、地元の人が断固として反対しています。それを踏みにじることはできません。美しい海、ジュゴンや多くの生き物の大切な住処を守らなければなりません。
5.消費税の再増税はやめて。8%に上げて不況に突入したのに10%にするなんてダメです。貧乏人からも「平等」に徴収する消費税ほど不公平な税金はありません。財政の確立のためには、優遇されて応分に税金を払っていない大企業や超富裕層に適切に税金を払ってもらえばいいのです。
こうした点で各党の政策(うそつきもいるから実績もよく確かめないといけません)をみると、考えが合致して、信頼できるのは日本共産党です。この党が増えることを期待して投票したいと思います。