あっきのブログ

2020年12月 治療終了後10年を経過

娘の目標

2010-01-17 06:14:07 | 徒然日記
1月15日金曜日
6時間目は体育館でスキー林間の保護者向け説明会。当日朝、ちょうど「ふれあい参観」前で職員室付近で集合待ちしていると担任の先生から声かけられた。保護者向け説明会に子ども達も一緒に参加すると言う(持ち物や注意事項の説明を合わせて行ってしまいたいからだろうな)、娘と理由は違うけれど(けが、経済的理由など)参加できない子も別室待機も考えたが一緒にいる職員が足りないとの事で体育館で説明会に参加させることになるけれど、よいですか・・と。

うーん酷だ。11月初めの外来で「スキー林間の参加は賛成できない、今年はインフルエンザ(新型)も流行っているから」と主治医からも言われて号泣した。後日、林間前の説明会など別室に・・早退してもいいよ・・と娘とは話し合ったことがあった。が、別室待機じゃなくていい、早退はしたくない、帰りの学活にいたい(授業変更や連絡事項などをちゃんと把握していたい)と言っていたので、酷だと思ったけれど、他に参加できない子と同じ扱いにしてもらうことにした。ただIGGは低めなのでたくさんの人が集まる場所のため、学年集会や全校集会と同じくできるだけ端の位置にてと。

母が帰宅すると、スキー林間に参加できないことは納得済みのため、何事もなかったように来週予定されている暗記テストのために百人一首の暗記などに取り組んでいた。書初め展のことで救われたのだろう、書初め展のことを嬉しそうに話してくれた。そして学校からもらった手紙類やスキー林間のしおりを見せてくれた。しおりには説明会を聞きながら、他の子と同じようにしたのだろう・・マーカーしていた箇所がいくつか・・。(心の中で泣いた母)

学級通信にクラス全員の3学期の個人目標が載っていた。他の子は部活を頑張りたい、一日1時間勉強する、30分勉強する・・という子が多かった。娘は「休みの日以外は朝6時30分までに起きる。」1日30分勉強は無理だし・・(少なくとも30分はやっているんじゃない?)。あまり人にアピールしたくないらしい。頑張っているところを見せたくないらしい。それは保育園に行っていた小さい頃からだ。

心の底にある本当の目標は・・「新しい1年生が入ってくるまでにソフトテニス部に入る!」入院後半からずっと話していた。血球はそれなりの値にはなってきたけれど、バスケよりはハードな運動量ではなさそうだけど、週3~4の朝練と毎日の放課後練習、休みの日の練習などハードだ。授業はリハビリ的にならし登校から始めたけれど・・。いきなり全力投球は無理だ。維持療法中、部活もできる子もいる・・というのは耳にするけれど。新しい1年生が入ってくる4月まであと数ヶ月、体調や血球の状態を見ながら主治医と相談していきたい。スキー林間の参加を見合わせたから、アピール上手じゃないけれど、いつも頑張っているから応援したい。

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4 コメント

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欲の出るのはいいことです (にじます)
2010-01-17 10:54:00
あっきさん
あっきさんはいいお母さんですね。娘さんの痛みを娘さん以上に感じて
おられるんですね。じ~んとしました。

でも私はスキー林間に出れないことで人の痛みがわかったり
悔しかった自分をバネに頑張ろうと思ったりすることも
娘さんにとっていいことだと思いますよ。
これまで病気を受け入れてきてここまできた娘さん。
きっと負けない覚悟があるはずです。親が思うより
気持ちは納得してると思います。だからきっと
4月にはソフトテニスに入れるぐらいに頑張ろうという欲も
でてくるしね。残念な記事というよりも前向きで
こうやって寛解していくんだなぁとしみじみしました。
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にじますさんへ (あっき)
2010-01-18 06:19:05
ありがとうございます。コメントを読みながら、またまた涙があふれました。

もしかしたらテニスは少しずつならば・・と許可をもらえるかもしれませんが、維持療法中そして治療が終わってしばらくして予防接種ができる状態になるまで(中学生の間)は学校のプール授業には参加できないんじゃないかと思います。好中球は入院中に比べたら、それなりにありますが・・。

タイムは早くなかったのでスイミングで選手コースにまでは進みませんでしたが、学校では得意な部類だったので、まだまだ参加できなくて悲しい、悔しい思いもすることと思います。でも今回のスキー林間のことや今までの治療のことをバネに乗り越えていって欲しいなぁと思います。
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ご無沙汰してます。 (ス~パパ)
2010-01-21 14:35:27
発病時期がほぼ同じでしたが、プロトコールの違いで、家の娘が地元の中学に復学したのは、2年の6月末でした。退院時の3者面談で地元中学の校長先生から”水上3泊の校外学習に参加して下さい!”と言われ、私が立会い参加しました。担任の先生からしょっちゅう連絡が入り、疲れ気味で休んでばかりです。と、それでも何とか最終日まで参加し、本人も自信が付き、部活のソフトテニスにも直ぐ参加出来ましたが、既に2年だったので、ジュニア時代の仲間がレギュラーで頑張ってるのを横目に卒業までやり遂げられました!やはり、長期療養を経験すると、体力というよりも精神力が強くなりますネ!
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ス~パパさんへ (あっき)
2010-01-22 15:33:32
娘さん、すごいですね。ほんとうに頑張りましたね。入院治療中から考えると贅沢な悩みなんだと思いますが、通院治療しながらも、こうして普通の生活に戻っていくのかなと。まずは主治医と相談してみます。
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