あっきのブログ

2020年12月 治療終了後10年を経過

2008年12月19日 大学病院へ 救急搬送

2008-12-19 22:42:48 | 緊急入院~診断
12月19日金曜
朝、小学校へ行き簡単ながら娘の担任に事情を話した。娘の担任が出勤する前に通りかかった弟くんの担任にも話す。弟くんの担任は娘4年生の頃の学年主任の先生だった。校長先生が声かけてくれて、その時点では病名は診断がついていなかったけれど血液系の病気かもしれない・・と話すと先生は少し涙目で絶句していた。

夫と一緒に車で娘の病院へ向かう。
娘はいつ退院できる? もうすぐクリスマスなんだけど・・、書き初めの練習をしたい・・などと話す。小児科の先生が転院先をいろいろあたってくださっている間にたった一晩だけの入院だったが、入院費の支払いや手続きなどに夫が会計へ。県内の小児病棟がある病院に空きベットがなく都内の大学病院に転院することに決まる。自家用車で向かうのかと思っていたのだが、救急車で搬送に。夫には一度自宅へ車を置きに戻ってもらい、電車で都内に来てもらうことに。私は娘と同乗して向かうことになった。

11時過ぎ 救急車出発。
小児科で昨日の夜からお世話になった先生がMRIの画像やカルテ類を持ち同乗してくださった。高速+首都高速を使いながら向かう。渋滞しているところは、少しサイレンを落としたりあげたり・・としながら進んでいった。車酔いしないかな・・「大丈夫? 大丈夫?」と声をかけながらの移動だった。

12時過ぎ 大学病院へ到着。
救急出入り口から入り、小児科外来へ急ぐ。小児科外来で主治医と最初の治療でお世話になった専修医(後期研修医)の女医さんと初対面する。主治医から「○○(血液ボス先生)も他の患者さんを診次第、こちらに来ますから」。娘は検尿や採血など処置をしてもらうなか、私は診察券を作ったり、入院手続きをしたり・・。

14時頃 入院する病室に落ち着く。
小児病棟のベットは空き待ちでクリスマスイブ頃に移動のため、少しの間、とってもレトロな雰囲気の個室に入ることになった。電車移動してきた夫も到着。昼ごはん用のものを買ってきてくれた。もう私は何が何だかわからないけれど、ここで泣いたりはできないな・・と冷静にしていた。

16時過ぎ 点滴ラインを太いものに交換。
さっき処置室で会った専修医の先生が点滴交換してくれた。いきなりの入院~転院のため、少し泊まり込みをすることになり、点滴交換の間に院内のコンビニなどに買い物に行った。初対面の時は「今日から診させてください・・」とお嬢様のような雰囲気に感じた先生だったので、親としてはどきどきだったけれど、点滴のラインを刺しなおす処置が一発で成功してうまかったらしい。娘は「一発で成功したんだよ!」と目をきらきらさせながら話してくれた。ほんとうにちょっとした処置だったのだろうが、この処置で娘も私もこの大学病院で治療をしてもらえることがとてもラッキーだと思えるようになった気がした。

17時過ぎ 夕食

18時過ぎ~ 輸血(赤血球、血小板10単位)、新鮮凍結血漿の輸血、ATⅢ製剤、ガンマグロブリンなど点滴オンパレードが始まった。
その後少しして・・主治医から診断の説明をまずは私達親が受けた。

(2009年12月17日) 

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