LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

コロナ2000GT(1)

2006年09月03日 17時23分13秒 | モデルカー製作記
新作に取りかかりました。アオシマの再販キット、140コロナのハードトップです。

「コロナ・ハードトップ」と言われてたいていのクルマ好きが思い浮かべるのは、RT40コロナのようです。トヨタ1600GTのせいで、あちらはエンスー物件ですからね。
一方これは、1982年登場の7代目コロナ。60系セリカ(グループBのベース)と同世代で、シャシーはほぼ共通、ドアも同一だったりしますが、セリカが今でも国産旧車として認知されているのに対し、コロナはハッキリいって忘却の彼方。
ネット上で画像を探しても、全くと言っていいくらい見つかりません。

現役当時はけっこう人気があったと思うんですけどね。今の目で見ると、79年頃のアメ車の縮小コピーそのものですが、面構成に思い切りの良さがあって、路上ではかなり目立つ車でした。
キットは前期型ですが、後期型ではツインカムターボも出たし、当時はかなり好きな車でした。

アオシマのキットは25年も前の金型ですが、ボディは意外にカチッとしていて、パッと見にはなかなかイイぞ、と思わせます。
純正ホイールが入ってないのは残念ですが、幸いモケトモのようこかわちゃんから以前貰ったメタルのホイールがあったので、どノーマル仕様で作る事にしました。持つべきものは友達だね。

そのままだと車高がえらく高いので、前後とも3ミリ近く落としました。また、ボディのホイールアーチのフチが凄くブ厚いので、リューターでガンガン削ってシャープにしました。
さて、仮組してみると…あれれ。なんか変です。
記憶の中にあるコロナ・ハードトップと違う。ちょっとキャビンあたりが長くないか?

腑に落ちないので、ホイールベースを計ってみると、109mmありました。実車は2500mmですから、24で割ると約104mmのはず。約5mmも長いじゃありませんか。
1/24で5ミリは大きいですよ。
ちなみに、109mmを24倍すると2616mmで、これはちょうど60系セリカXXとほぼ同寸です。
そういえば、アオシマからはXXも出ていますよね。シャシー流用かぁ…。

さて、こういう場合、選択肢は3つありますね。
(1)全て無かった事にしてそのまま作る。
(2)ダメダメキットとして処刑する。
(3)ボディとシャシーをブッタ切って縮める。

…どーしましょう。



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2 コメント

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Unknown (にっく)
2006-10-29 13:26:32
おおおおおおお!

なつかしなぁ



これに乗ってました。



寸法の違いはこのキットのテイストとして

素直に受け止めて作ってみてはいかがでしょうか?



完成楽しみにしてます
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すでに完成しております (kitazawa)
2006-10-29 15:44:48
製作過程を順を追って見られますので、新しい方の記事を御覧ください。

完成した姿は「ミュージアム」の方にありますよ。
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