LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フェアレディZ・エアロカスタム(7)

2015年07月29日 10時30分18秒 | モデルカー製作記
窓枠などの塗り分けが終わったので、いよいよ完成に向けて外装の細かい部品を取付けていきます。
今回はキットに入っている部品をパチパチっと取付けるだけでは済まないので、ちょっと手間がかかってます。

↑バンパー下のグリルはガラ空きじゃカッコ悪いので、ビニールメッシュを貼ることにしました。ちょっとワイルドな感じにしたかったので、目の細かいタミヤのメッシュではなく、アオシマのアヴェンタドールに入っていた目の粗いメッシュの残り物を使いました。
ヘッドライトのリフレクターもキットには入ってないので、ジャンクパーツの中から適当なものを見つけてきて取付けました。



↑窓ガラスは表裏ともコンパウンドで磨いてウェルドを消してから入れています。窓の透明度はモデルの清潔感を大きく左右するので、金型が旧いキットの場合は必ず全面磨きますし、ウェルド痕は必ずペーパーをかけて消します。
ルームミラーはキットのよりもフジミのZGの部品の方がカタチが良いので交換。鏡面は例によって洋白短冊を短く切って研磨したもの。ラプロスの8000番まで磨くと、コンパウンド無しでも鏡のようになります。



↑サイドミラーもキットの部品じゃありません。キットのミラーは妙に跳ね上がった角度になっていてダサいので、フジミの板シャシーのキットに入っているビタローニ風のに換えました。根元の部分にプラバンでちょっと細工して、角度を調整しました。鏡面は0.1㎜の洋白板から切り出して磨いたものです。



↑ワイパーもフジミのZGから。キットのワイパーは立てた状態でしか固定出来なくてダサダサでした。街道レーサー的にはアリなんだろうかアレは…?



↑ライトカバーはキットには付いてないんですが、Gノーズ付きなら必須だと思うので、これもフジミZGから移植。フジミZG、ボディ以外はなかなか良く出来てます(笑)
輪郭は微妙にアオシマのボディと合わないので、ボディの方は塗装前にパテを盛って、カバーも少し削って、隙間が出来ないように合わせておきました。
フチは普通はメッキですが、今回は外観の光り物は極力排除ってことで、セミグロスブラックです。



↑テールライトとリアバンパー、ライセンスプレートも取付けました。プレートは0.3㎜プラバンで自作しました。
後期テール、純正ZGじゃないことの証です(笑)。



↑リアフェンダーのアンテナはアルミの丸棒の先端を旋盤で加工したもの。



↑ドアの鍵穴はいつも通り、アドラーズネストのリベットヘッドMを使いました。



↑黒いラジエーターはジャンクパーツ流用。シルバーのオイルクーラーはキットの不要部品です。ビニールメッシュの奥に見える位置に取付けました。



↑リアウィンドウにはCreativityのデカールを貼りました。ビルドオフに向けて気分も高まります。



↑上下合体して、最後に取付けたのはマフラーとテールパイプ。これはキットの部品です。シャシーが板っぺらなので、マフラーより前の排気系が無いのはご愛嬌。

ってことでめでたく完成しました。次回、全体の姿をお目にかけますヨ!




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