カメラ付き携帯電話を買う

５年も使ったＰＨＳと遂にオサラバして、新しい携帯電話を買いました。

先日ドコモからお手紙が来て、近々ＰＨＳを廃止します、とのこと。確かに私の周りにもピッチを使っている人はほとんど居ないもんね。自宅で仕事をしている私は、たまに出かける時にしか携帯電話は使わないので、基本料の安いピッチはとても有り難かったんだけど、無くなっちまうんじゃしょうがない。

私よりもむしろ外出の機会が多い母が、自分のケータイが欲しい、と言って１枚のチラシを見せるのです。時々行くスーパーの中に、携帯電話安売り店があって、８／３１まで本体０円キャンペーンをやってるから、ここで買おう、というアピール。いつの間にか詳しいパンフまでもらって来ているのでした。
そこで、８／３０の夕方に重い腰を上げて出かけました。

ところが、あれこれ迷いつつようやく機種も決まって、イザ買おうとすると、ＰＨＳの解約がその店では出来ないと言われてしまいました。そうすると、これまで５年使った分の繰り越し割引も使えない事になります。それじゃ本体がタダでも意味無いぞ。
結局、もう時間も遅かったので、翌日ＪＲの駅の反対側にあるドコモショップに行き直す羽目になりました。

ドコモショップは直営店ですから、当然本体０円なんてのはやっていません。でも、ＰＨＳからの乗り換えクーポンで１万円引の券が来ていたので、それを使って私のケータイはタダになりました。母の分は新規契約という事で有料に。

私が買ったのはＳＨ５０６ｉＣという機種で、２０２万画素のカメラ付き。ほとんど通話にしか使わないので、ＦＯＭＡである必要は全くなく、ＭＯＶＡの方です。それでもｉモード付きだし、メールも出来るし、ずいぶん色々な機能がついてるんですね。驚きました。

７０代の母にとって、ケータイ選びはけっこう大変でした。老眼のせいで、数字のボタンがよく見えないと言うのです。
カタチもゴツイのは嫌だし、ボタンがいっぱいついてると、それだけで「使いこなせないんじゃないか？」と恐怖感を持ってしまうみたい。
いろいろ手にとって操作してみて、結局選んだのは「らくらくホン」という高齢者向きの機種でした。「らくらく」ってのはダテじゃ無いんですね、やっぱり。
ところがこれがわりと高い。本体は０円と思い込んでいた母の値切り魂がここで炸裂しました。粘って粘って、６８００円をなんと！３５００円にさせる事に成功。　
…おふくろ、あんたにゃ負けるぜホントに。

ケータイについては今ウラシマ状態の私なので、使いこなすには相当の時間がかかりそうな気がします。これもまた５年くらい使うんだろうなぁ、きっと。