きたかみ本牧亭 だより〈寄席のある街・北上の中心商店街〉~北上市 本通り・しんまち・諏訪町商店街~

きたかみ本牧亭 寄席のお知らせ、ゆかりの芸人さんの情報、講談・落語に関して&まちなか商店街情報など発信いたします~

岩手日日新聞(9/10)

2011年09月10日 | Weblog
歯切れ良い話芸に喝采 きたかみ出前寄席 (09/10)

 2011年度お江戸「本牧亭」きたかみ出前寄席事業9月公演は9日、同市本通りのきたかみ本牧亭で幕を開けた。初日は夫婦を題材にした落語と講談が披露され、詰め掛けた約70人の愛好者が伝統の話芸を楽しんだ。11日まで。

 同市十字路商店街振興組合連合会(小野寺勉会長)の主催事業。買い物客に笑いを提供し商店街の活性化を図ろうと05年から行われ、今年で7年目。東京都台東区の「上野黒門町『本牧亭』」から若手の落語家、講談師を招き、商店街で寄席を定期的に開催している。

 今月は4年ぶりの登場となる三遊亭圓歌一門の落語家三遊亭歌橘さん(真打ち、元あし歌)と、9回目となる一龍斎貞水一門の講談師一龍斎貞橘さん(二つ目)が出演。

 初日に歌橘さんは「粗忽(そこつ)のくぎ」、貞橘さんは「一心太助一代記から楓の皿」を上演した。このうち貞橘さんは、楓の皿がきっかけで結ばれた一心太助とお仲夫婦の話を歯切れ良い語り口で演じ、客席の喝采を浴びていた。

 お楽しみ抽選会で景品を当てた同市村崎野の斎藤諭さん(72)は「毎回来ているが面白い。若手が来るので、成長も楽しみ」と顔をほころばせた。

 期間中は午後1時と3時の2回公演で、入場料は500円。問い合わせは同連合会=0197(63)5735=まで。

【写真】
落語を披露した歌橘さん(左)と講談を演じた貞橘さん
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