くまちゃん。の冷吟閑酔ドールなblog

人形に嵌った人形者の怪しい毎日

手配

2006年05月28日 | もろもろ
葬儀屋の手配・・・。

そんなもの普段は考えたことも無い。
近所には葬儀屋があるが、電話番号も知らないし・・・そりゃ当然だ、使うことなんて無いものなぁ。

互助会でも入っていれば簡単なんだろうが、入ってないし。
親族が心あたりがあると知人に電話する。
霊安所ににも詰めている葬儀屋らしき人はいるが、安易に頼むとボッタくられるとも聞くし、とりあえず連絡が取れるまで待つ。
その間に臨終に間に合わなかった親族も来る。
しばらく親父と会っていなかった人・・・嗚咽が聞こえる。

葬儀屋とも連絡が取れた。
すぐに来てくれるそうだ。

1時間ぐらいして葬儀屋の人が来た。
細かい話は後だが、とりあえず斎場の手配らしい。
斎場・・・焼き場か・・・。
さっき亡くなったばかりなのにもう焼く話しか・・・。
仕方ないよなぁ、焼き場も申し込み順らしい、とにかく押さえないと何時になるか判らない。
通夜・告別式・・・間に友引が入るので数日先になる。

親父の亡骸をどうするか決める。
自宅には一度戻してやりたい、帰りたがっていたしね。
無言の帰宅・・・って奴か。
とにかく連れて帰りたい。


いろいろと

2006年05月28日 | もろもろ
その後は色々と忙しい。

骸となったおやじはお世話になっていた看護士さん達で綺麗にしてもらいました。

でもすぐに霊安所に・・・。

通路側の病室の扉が閉められる・・・。
そういえば親父が言っていたな、誰かが亡くなって運ばれる時は病室の扉が閉められると・・・。
患者さんに見せない配慮だと思うが、親父のように長く入院している者はそれが何かと判って来るようだ。
自分もそうなって出て行くとは思ってはいなかっただろう。
でも最後の方はそうなるかと判っていたのか・・・。

通路の奥の今まで行った事の無いエレベーターで降りる。
業務用っぽいが、ココから降りていく患者は亡くなった人たちだけだろうか・・・。

地下に到着、長い廊下を無言で歩く・・・。
まぁ霊安所は何処も似たような所だ。
人気も無く、機械室の奥とか、薄暗い感じとか・・・。
普段は見るようなところじゃないところ。

一時安置されている間に次の手配・・・。
葬儀屋さんか・・・。
悲しんでいる暇も無いぐらいこれから忙しくなるだろう。