どもっ!
ミイラと古代エジプト展の他に観たかったのが「化け物の文化誌展」
と言うかこっちの方がメインだったかもしれない(^^;
常設展示料金で見られるからミイラに興味が無い人はこちらだけでも楽しめますな。
国立科学博物館で空想の化け物を扱う展示って言うのは面白いかもしれない。
八戸藩の「人魚のミイラ」や「天狗のミイラ」など、某オカルト雑誌では馴染みのある展示がありその手のモノに興味がある人には萌えな企画だね。
曹源寺の「河童の手」は寺外では初めての公開らしい。
解説のパンフには「科博が暴く化け物の正体」とあって、人魚のミイラや天狗のミイラは、X線撮影で中身がどうやって作られているかを検証しているが、展示にはその解説が無くパンフを観ないと判らないのは何でだろう?
図録にも載っていなかったしね。
会場に置いてあるパンフレットは必ず持って来たほうがいいですな。
他には人魚の爪・人魚の肉・牙・皮と何でもありな感じですが、当時は真面目にそう思っていたんだろうね。
江戸時代には平戸藩主松浦静山など当時の殿様たちも未知のものを集めていたようで、昔から夢民的な人はいたわけだ。
本草綱目や和漢三才図会など貴重な資料の展示もあり、自分にとってはミイラ展よりもこっちの方が何倍も楽しめたなぁ。
この展示は第二会場もあり、そちらでは民俗学者の柳田國男や南方熊楠・寺田寅彦などの書籍も紹介しています。
特に南方熊楠は別会場で「南方熊楠 -森羅万象の探求者-」を丁度やっていますので、そちらも見るとさらに楽しめますよ。
「化け物の文化誌展」11月12日(日)まで
「南方熊楠 -森羅万象の探求者-」11月26日(日)まで