くまちゃん。の冷吟閑酔ドールなblog

人形に嵌った人形者の怪しい毎日

横浜市歴史博物館

2006年05月08日 | ミュージアム・アート
どもっ!

先日横浜市歴史博物館に行ってきました。
ココは約20,000年前から現代に亘る横浜の歴史が見られます。
常設展示室は原始から縄文弥生・古墳・中世・現代など各時代が子供から大人まで判り易く解説され、横浜市内から出土した遺物も多数展示されています。


今回行ったのは「弥生・古墳・飛鳥を考える」関連企画展 弥生の人びとの眠る場所-方形周溝墓と環濠集落-をやっていたので見たかったのですよ。
この横浜市歴史博物館は大塚・歳勝土(さいかちど)遺跡公園に隣接していますが、この公園は
港北ニュータウン計画に伴う土地区画整理事業の一環として1970年から発掘調査が行われその結果、約2万㎡に及ぶ環濠集落と方形周溝墓群が発見されました。
環濠集落とは、集落の周りを溝で取り囲んだムラの形態で、有名なものとしては佐賀の「吉野ヶ里遺跡」などがあります。
大塚・歳勝土遺跡のように集落とお墓が隣接されている場所は珍しいとの事で、国の史跡に指定されたが、開発計画は止まらず、大塚遺跡の2/3は削られてしまったそうな・・・残念だねぇ。

今回の「弥生・古墳・飛鳥を考える」関連企画展は、
「弥生・古墳・飛鳥を考える-古墳の出現とその展開-」 川崎市市民ミュージアム~6月25日と、 「あすか時代の古墳-検証!府中発見の上円下方墳-」 ~6月25日府中市郷土の森博物館 と連動しているのでどっちも見に行かなきゃ。


 横浜市歴史博物館