杉原 桂@多摩ガーデンクリニック小児科ブログ

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すごい家族その3

2006-02-22 | クリニック通信
すごい家族シリーズ、続いていますよ・・・・
今回はNLP(神経言語プログラミング)に関連した話です.
子育てにおいて、世の中のお母さんに教えておきたい事があります.
人間の脳は否定文を理解できません.・・ちょっとわかりにくいですね.
「青いカンガルーを想像しないで下さい」と言われるとどうでしょうか.想像してしまったのではないでしょうか.

それなのに、お母さんたちは子どもたちに向かって「こぼしちゃダメ!」「お菓子をたべちゃダメ!」といいますよね.
これは脳にとっては「こぼしなさい!」「お菓子を食べなさい!」と命令しているのと全く同じ事なんです.
それを知らないと、「どうしていうこと聞かないの!」と叱ってしまったりする.本当はご本人が命令していたにも関わらずですよ.

じゃあ、どうすればいいのでしょう.脳は否定文でなく、肯定文しか理解しません.
「上手に運んでね」「お菓子を我慢していてね」というふうに表現を変えてみましょう.
きっとお子さんとの関係がラクになると思いますよ.(^^ゞ



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3 コメント

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Unknown (ぷりんせす)
2006-02-23 06:31:16
なるほど!



…たしかに、「コップを落とさないでね」と言っても毎日、落としたりする息子

でも、お散歩のとき「トミー(クマのぬいぐるみ)をしっかり持っててね」

というと、落とさない息子



これから、肯定文で行きます

先生のこのブログ、私のブログのリンク集に入れさせていただいてもよろしいでしょうか?

それから、こんなブログがあるというのを、記事に書かせていただいてもよろしいでしょうか?





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ぷりんせすさん、コメント有り難うございます. (杉原 桂@多摩センター北口田村クリニック小児科)
2006-02-23 13:06:18
ぜひ、ぷりんせすさんのブログリンク集に加えて下さい.

記事に書いていただければ、なおのこと嬉しいです.

コメントありがとうございました.いつも感謝しております.
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ありがとうございます (ぷりんせす)
2006-02-23 22:32:47
リンク集に加えさせていただきます。

ありがとうございます。



しかし…肯定文でっていうのは難しいですね。

たとえば、本棚の本をぐいぐい押して向こう側に落とそうとする息子に

「押さないで」

というのではなく、なんて言う?と考えて苦し紛れに

「そのままにしててね」

と言ってみました…
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