前回と同じような眩しい太陽が水平線から顔を覗かせてくれました。
前回太陽が真っ白になったので、今回は太陽が白くならない程度に露出を決めてみました。
その為近景の壷網などが全て海面と同じ濃さになり雰囲気が出ませんでした。
袴の小さいダルマ太陽でした。
最近のデジタルカメラのカメラ内の画像処理が良くなり、ペンタックスのHDRやニコンのDライティングなどを使用して、太陽は明るくなり過ぎず海は暗くならないように出来るようになって来ました。
又露出倍数を少しずらして撮影した画像を合成するなどで大変綺麗に画像処理が出来るようになりました。
フィルによる撮影ではそのようなことは出来ませんが、もう少しの間我慢してみます。条件の悪い時は諦めます。
2011.09.19 玉野市にて
この日は空気が澄んでいて、非常に明るい太陽が出てきました。
ある程度近景を生かそうとした為に、太陽の色が真っ白になってしまいました。
太陽の色を出す為にはもう少しアンダーに撮る必要がありますが、そうすると近景の島影や海が真っ黒になってしまいます。フィルムカメラではこのような条件の時はいつも露出に悩まされます。フィルムカメラでは無理なことかも知れません。
フィルムのラチチュードの範囲の限界です。
モノクロフィルムではゾーンシステムの技法を使用すればラチチュードを広げることが出来るのですが、日の出の撮影には適していません。
今度もダルマ太陽とは言えませんでした。
2011.09.16 玉野市にて
夏のシーズン以降天気の良い日でも何かに邪魔される日が多かったのですが、この日は遠くの山や島に遮られることも無く綺麗な太陽が昇ってきてくれました。
昇ってきた太陽はあまり眩しくなく良い写真が撮れると期待していました。
しかしながら出来上がった写真を見ると太陽のグラデーションの変化も少なく、空に有った薄い雲も思ったようには写ってくれませんでした。
平凡なダルマ太陽の写真になってしまいました。
2011.09.07 玉野市にて
久しぶりに太陽が水平線から昇ってくれました。
場所選びを失敗した為に遠くの山が写ってしまいました。
他のスポットでの撮影された日の出仲間の方は邪魔されていない写真を撮られたようです。
ダルマ太陽の写真を期待しましたが、今度も失敗しました。
2011.08.30 牛窓町にて
