家庭内帰巣本能

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2010年7月19日（月）　　

妹宅のさとし（紹介カテゴリー参照）は

 

今年の5月頃から目がほとんど見えてないようです。

 

あまりに自然に過ごすので、家族もすぐには気づかず

 

言われてみれば・・・って。

先代王子のなちは旅立つ2日前網膜剥離を起こし

 

目が見えなくなってしまったのだけど

 

そうなってもおかしくない血液検査の結果だった。

 

さとしの場合、急激に悪くなった状態ではなく

 

ゆっくり進んでいたようです。

そんなさとしの

「ホントは見えてるんぢゃないのぉ～」な行動を激写！

カメラマンは3歳の姪っ子ですので、ピンボケはお許しを。

いつの間にか勝手に撮ってたのですが

思わぬ風景が撮れてました。

 

ご飯中♪

 

くるりと向きを変え、写真左側にあるテーブルの方へ歩き出す

 

テーブルの下を進み・・・

 

ゆっくりとした歩調で・・・

 

ひげアンテナ作動中？

 

奥にあるトイレへ行く為に通らなければいけないアンバリアフリーな意地悪段差

 

無事トイレを終えて・・・

 

カーテンの罠が待ち受ける！！

 

カーテンを交わし、部屋へ戻って来ました。

この部屋にある自分や家族のベッド

マットレス等、いつも好きな場所で眠ります。

 

今日のベッドは？？？

 

どうやら子供のキティちゃんのお布団で眠るようです

 

やっと到着・・・？

カメラマンのちっこい左足が写ってますね

 

キティ布団の奥にある畳んだ毛布でやっとお昼寝♪

遠い道のりでした。お疲れ様でした。

これでホントに見えてないとは・・・。

家庭内帰巣本能？

観察してると確かにコツンとぶつかる事があるので

やっぱり見えてないと思う。

もの凄いヨタヨタ歩きなので

ぶつかっても怪我をする可能性はなく

ぶつかる事で場所を把握したりすることもあるようです。

聴覚は現役だけど、嗅覚は少し鈍くなってきたかな？

子供が3人居るのを言い訳に

 

ゴチャゴチャ散らかってる中で過ごしてたさとし

 

老化と腎不全進行とともに家族も介護＆看護の意識が高まり

 

バリアフリーが不可能なりに

 

現在は、段差の緩和や整理整頓など努力してます。

最近はトイレ以外での粗相がちょくちょくあり

 

さとしも家族も清潔に過ごせるように課題が増えました。

歩くのはヨボヨボなので

 

トイレや食事場をいつもの場所に加え

 

ベッドの傍に用意したもののやはり記憶が優先するのか

 

遠い方へ行きます。

 

大きめのサークルを買って

 

その中で過ごさせるのも１つの案かとも考えたのだけど

 

歩くのがしんどくても、家族が集まるリビングに来るので

 

近くにご飯やトイレがある楽な環境より

 

通り道に家族が居る遠い道を選んださとしです。

 

体重は2.42kg。

 

便秘だったうんちょすが出始めるものの、やや軟便。

 

先週末は診察時にちっちをおもらししてしまいました。

 

帰宅してから、敷き布に染み込んだちっちを

 

なんとなく尿検査紙でチェックすると、

 

薄い色のちっちは目で確認できない程度の潜血反応＋＋＋が出てしまった。

 

低空飛行でゆっくりながら、症状が悪くなってる筈なのに

 

先日の血検では、貧血もなくクレアチニン数値が半分に改善！

 

BUNも良い結果が出ました。

 

先生は、こういう状態の時って

 

説明出来ない奇跡のような出来事が起こる事があるそうだ。

 

さとしの腎臓が再生されて良くなることはなく

 

若返ることはないだろうけど

 

良い事も、悪い事も受け止め、家族と見守ってます。

 

今は、頑張るのも、頑張るのをやめることも、さとしに任せてます。