初めましての方に【welcome】で登場人物ナビしてます
2013年3月6日(水)
朝の通勤途中、事件は起こった。
バイクで前の車に続いて走行中、
十数メートル前を突然2匹の黒猫が道路を横ぎった。
危ないっ!!っと思わず声をあげた瞬間
後から走ってきた黒猫が車に接触してしまった
車はそのまま走り去ってしまった。
もう動かない猫を見たことはあったけど
事故の瞬間は初めてで体が震えた
バイクを止めてそばに寄ると座り込んでいた。
通学路でもあるのでスピードは出てなかったと思うので
当たってビックリしただけのか
負傷したのか、逃げようとはしなかった。
後続車に轢かれる可能性があったので
抱き上げて歩道に移した。
ヘルメットをかぶり、マスクで顔半分隠れ
分厚いジャケットに、ごつい手袋。
野良にゃんでなくても警戒するレベルなのに
その子は大人しく私に運ばれた。
なんちゅう可愛い顔してんねん
だけど真っ先に考えるのは
自宅にはめちゃくちゃ元気だけど
健康とは言えない投薬中の銀パールが居るから
自宅保護は無理
病院で入院になっても、元気になるならいいけど
介護が必要な怪我だったら???
仕事休んで、介護して
生涯面倒みれるのか?! 自分!!
その黒にゃんの人生背負う覚悟が出来なかった。
歩道に寄せるだけで精一杯だった。。。
だけど、仕事中もずっと黒にゃんのことを考えてて
もし仕事の帰り道、まだ居たら、保護する運命なのだろう。
そう心に決め、
黒にゃんを入れる段ボールを用意して現場に向かった。
停車しながら付近を見渡すが、黒にゃんの姿はなかった。
2匹の黒猫達は、ケンカで走っていたようではなく
遊びながら走ってた感じだったので
この近辺の子だったのかもしれないな。
対向車が来てたら
先に走ってた子も轢かれてたかもしれない。
現場には、血痕は見当たらなかった。
■ 車も多いが、人も多い通りなので保護された。
■ その後、息をひきとり役所に収容された。
■ 自力で移動した。
そんな事を思い
抱き上げた時の黒にゃんの丸い黄色い瞳と
重みを思い出し
しばらく現場でぼんやりしていた。
毎日幾つかの保護活動blogを拝見している。
いつも凄いなぁって・・・
私みたいにごちゃごちゃ考えず
まず命を救うことだけ考えてはるんだろうね。
胸をうたれるひたむきな愛護活動に
何か小さな事でも自分に出来れば・・・と
時々寄付や物資をおくらせていただくのだが・・・。
自分の無力さや、ふがいなさを痛感する。
自分に出来る一番のことは銀パールを幸せにすること。
我が家の黒猫銀は・・・・