アラフィフで開業した呑兵衛診断士の日記

名古屋のお酒好きアラフィフ診断士が5年余りの企業内を経て開業!仕事したり呑んだりしながら書き連ねる日記です(*^^)v

実務補習とは勝手が違う(3)

2010年11月20日 10時52分33秒 | Weblog

本日は、贔屓にしているドラゴンズの優勝パレードです。

ただし、私は仕事



悔しいから、記念ユリカを買って我慢します。



さて、休日出勤の理由ですが。

前からブログで話している、赤字温浴施設の再生プロジェクト資料作成です


現場責任者もプロジェクトチームに入っていることもあり、立場が異なる者の間で若干コンフリクトがあったものの、方向性はかなりまとまってきました。


①「人」

②「施設」

③「営業・顧客管理」

④「料金・飲食」

そして

⑤「財務・会計」



方向性としては「革新」ではなく「改善」。


「革新」が必要なほど、経営状態に決定的な破綻は無い、というのがチームの結論です。


赤字なのに?


赤字の理由が、オペレーション費用ではなく、減価償却費を含む本部からの賃借料が原因だから。

改装時の資金返済期間を変更すれば利益が出る。

というか、賃借料が売上に対して高すぎる。

それを現場オペレーションに必要な、人件費や光熱費で削減しているので、従業員満足度も顧客満足度も上がらない負の連鎖。


もっとも、当初の売上見込みが達成できないから、結果的に過剰投資となり、賃借料比率が異常値となってるわけですので、「当初の売上を達成しろよ。」といわれたらそれまでなんですが


ただ、あまりにも市況が悪い。

特にレジャー・外食は厳しい。


その中で、当施設は、GOP値(営業利益から減価償却・賃借料等を差し引いた値)業界標準の25%を上回る、26%強を出している。

ということは、現場運営に決定的な破綻は無い、という考え方ができます。



ならば、「革新」を狙って大きくチェンジすることは最善の策なのか

3割バッターが、4割を狙ってフォームを崩してしまっては、本末転倒ではないのか




もちろん、過剰に投資して改装してますので、業界標準値で満足してはいけない、とも思います。

市況が悪いとは言え、予算・前年を割ってるわけですので



だから、チームの方向性は「改善」

リスクの伴う「革新」までは不要。

だけど、オペレーションの改善で、売上と収益性を向上させよう、というのが結論です。


GOP値を30%にしても大きな利益はでません。減価償却・賃借料に関わる資金回収は経営判断なので、問題提起だけして結論は上層部に委ねます。



さぁ、現場オペレーション改善。

これから具体的にまとめていきます





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