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kirakira 日記

きらきらした人生にしよう♪

久々のキッザニア さあやは初めて

2018年12月07日 23時46分52秒 | おでかけ
久々のキッザニア。
小学校で、近隣の市民優待のチケットをもらって、第2部しかないけど参加。昨年ももらったけど、今年参加しようと思ったのは、9/4に台風21号が来て以来、家庭での話がそればっかりになった時期もあって、子どももうんざりしてたから、励ましの意味もあって。

キッザニア、ここは大人の度量が試される場所。
前来た時もそう思った。

普段は、子どもの意志に任せてできるだけ口出しはしないようにしている。

でも、キッザニアという場所はまずお金がかかる。
優待で平日の第2部に行くという事で子どもは1人当たり2500円くらい、大人は無料に抑えられる。とは言え食事は持ち込み禁止なので、トータル7000円以上はかかる。

そして、時間。
第2部は16~21時だというのに、その受付は何と9時半から。
(ま、午前の部だともっと早い6時台から並ぶんだけど。)

この日は1日フリーにしておいて、朝並び、キッザニアから近い実家で備えて、長女は祖父母に迎えに行ってもらい、現地に連れて来てもらう。この連携が成り立ってのキッザニア

このお金と時間と労力をかけたキッザニア。
無駄にしたくないと思うの
が大人の考えるところでしょう。

せっかくここまでしたんだから、できるだけ多くのお仕事をしてほしい。しないともったいないやんという気持ちが芽生える。

最初に「和食さと」の寿司職人に行ったけど、その時点で予約が19:50。寝る時間も考えて20時に帰ろうかなと思ってたけど、この時点で20時までいる事決定。

しかも予約したら、他の予約はできない。それ、忘れてた。各ブースで待つ仕組み。待つのもったいないと考えると空いてるのはそんな面白くなさそうなのだったり。ある程度待つのも必要となる。

これだったらできそうというのがあると勧めるんだけど、長女が渋ったり。
もうー、何かしないと時間がもったいないやん、と思う母。

元々大人1人で子ども2人を見るから、子どもは2人で同じのをしてと言っていた。
でも、並ぶにしても、2人で体験となると待ち時間がさらに延びたりすると言われた。
そんなこんなで何かと時間の制約がある。

とりあえず銀行で口座開設しよかと。
さあやは体験は初めてなので、口座開設した。



やっと何かしようとなったのがファーマー(スポンサーはヤンマー)。じいじの勤めてた会社だし、滋賀県長浜に旅行に行った時、ヤンマーミュージアム結構気に入ってた。





でも、後から考えると、この時ペンキ職人で壁にペンキで色塗るやつもしたいって言ってて、それの方が待ち時間長かったから後ですればいいかと、こっちにしたんだけど、結局1つの体験が30分くらいあり、ファーマー終わってからだとペンキ職人の待ち時間もまた延びる事になると分かったから、最初から一番したいのさせてあげれば良かった。

キッザニアうまくやれるかは、親がキッザニアの仕組み、よく分かってるのにもかかって来るわ。

衣装が色々あって、それを撮るのも親の楽しみ。
キッザニアは体験スペースは大人は立ち入れない事になっていて、大人はガラス越しに見れる事になっている。

予約できないので、待ってできるものを探すんだけど、食べ物作る系は当然のように、もう予約受付終了になってる。子どもが事前にチェックしてたのは人気の物が多く、待つのも長くて1時間半とか待たないといけないのもざらにある。

でチェックしてたけど、すぐできそうなものでロボット開発(ドコモ)。
30~40分待つのはここでは仕方ない。
待って、お仕事。





このお仕事が終わってから、別のお仕事を探すも、なかなかいいのがなく、待合室みたいな所で電子ピアノがあって、弾き出した。親からしたら、こんなんいつでもできるやーんってとこに。




子どもが楽しんでるので、親だけでお仕事なんかできそうなのないか探しに。

こんなカリカリして何かしなと思うのは私だけかと思ったら、「次のお仕事する前に、もう1つお仕事してほしいの」と子どもに言ってる声が聞こえて来た。やはり世間の親としてはそんなところよね。同志よ。

でも、今までの経験上、損したくないと思ったら、だいたい損する。

時間がない、お金がないって思って焦ってたら、その気持ちで焦りに拍車がかかり、余計そのループから逃れられない。
もう思い切って、「損してもいい」と思おう。
こんなところでも、心屋と一緒やな。

あとこんな人混み、普段なかなかないから、イライラするっていうのもある。
キッザニアは本当、多くても1年に1回やな。

これやってたら、もう寿司職人までできるお仕事ないでと言うけど「いい」って言う。
もう子どもがいいって言うなら仕方ない。

あと買い物もそう。
キッザニアでは、キッザニアで使えるお金が初めに50キッゾもらえる。その後は体験に応じて、お仕事なら5~8キッゾもらえ、お客さんなら同等額を支払う。
でも、キッザニアの百貨店では、お買い物できる最低金額が50キッゾから。高すぎじゃね?と大人は思う。
高いのは500キッゾくらいのもある。リピーターも多いから、そういう子はお金を貯めてるんだろう。でも、うちではキッザニアはたまの贅沢。
子どもはほしがるけど、「もったいない」が発動してしまう。
でも、それを通り越して、結局子どもがしたい事をすればいいんよ、本当は。
という事で、さら80キッゾでクリップ、さあや50キッゾで鉛筆お買い上げ。



簡単に夕食を済ませて寿司職人へ。
この辺りでお父さんも仕事終わって合流。

一番やりたかったものだけに、寿司職人はめっちゃ嬉しそう。





「少ししかできひんかったけど、楽しかった~」と言う。
そうか、そうか。結局楽しかったんなら、それが何より。

もう、キッザニアは本当、社会のミニチュア、人生の縮図だわ。

イライラする
人混み
時間とお金もったいない
損したくないと思ったら、だいたい損する
時間を有効に使えない事
人生の縮図

習い事にしても、ここまで時間と労力をかけたんだから、辞めるの?って話によくなると聞く。
本当、時間とお金と労力かけたものに、大人は「損したくない」と思うけど、子どもにしたら、そんなの関係ないわけ。

そして、子どもの意思の通りやる事が結局本人の満足につながる。大人が「損した」と思うようでも、損してない。

習い事だけでなく、子どもが選択する全ての事。
学校へ行かないだったり、付き合う友達、小遣いの使い道、受験する学校、私立か公立か、バイトだったり、仕事、結婚相手。
その子どもの意思を「損したくない」や世間の目を持って来ると、結局人生の大損をする。
子どもの意思をどれだけ尊重できるか、子どもの意見を聞くのと親の意見を伝えるの、そのバランスの大切さよ。


キッザニアに行く際には、「損したくない」は捨てないといけない。そう思うのでした。

キッザニアは、親にも子どもの人生への関わり方の試練の練習をさせてくれている。

(一部12/15FBに投稿)

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