今日はだんなさんは仕事。英語教室の時間まで特に用事はない。
昨夜からさあやが、鼻水、咳がよく出ていて、さらは目やにがよく出ている。
私は水曜の夕方から花粉症がひどくなって、木曜は雨だったからひどさは続かなかったけど、さあやは雨で風邪気味になったのか、花粉症になったのか何なんやろう。
本には透明の鼻水だったら様子見で良いとあるけど、薬は出ないにしても、これが何か知っておけば安心なんやけど。
雨の日にさあや、保育園に連れて行かんかったら良かった。
育休中なんやから休みにすれば良かった。
3人受診するか、子供らだけにするか、またはさあやだけにするか迷う。
耳鼻科に行こうかと思うけど、さらは小児科がいいと自分で言うし。
また、買い物もしとかないとーと思う。
さらはさあやが授乳後1時間位して寝たら、「いっつもさあやだっこしてるから、さらちゃんもだっこしてほしい」とだっこをせがんで来た。
ここ2,3日、さあやが鼻水よく出てグズるから、抱っこの回数増えてるから、さらもしてほしかったのかも。
あとあと考えると、さあや寝たから言うというのも、ちょっとは気遣ってるねんなー。
布団の上で座ってだっこしてたら、「おっぱい飲む」と言う。
私が「えー、もうすぐ4歳になるお姉ちゃんやのに、おっぱい飲むんー」と言っても、私の授乳服を首元から下げて、おっぱいをくわえる。
「おいしい」って言う。
そう言えば、おむつは昨夜わがまま言って、さあやのおむつ。もう引き止めるのも疲れるしと思って、寝っ転がせてはかせた。
それも、そのうち「おしっこ出たー」と言うので、さらのおむつにはき返させる。
はみ出してないかなと心配やったけど、大丈夫やった。朝はおしっこ、一晩中出てない事が多いのに、おむつが良いって言うし、朝おしっこ行こかと言うと行きたがらない。仕方ないからほっておくと1時間位しておしっこ出たと言って、パンツかおむつにはき返させるというパターンが多い。もったいないんやけどね、おむつも、せっかくおもらしせずにできてるのにあえておむつでするのも。
でも、さらの中では、できてしまったら構ってもらえないっていうのがあるんかも。
モラトリアムみたいなもんかなあ。
(モラトリアムというのは、大学生ぐらいの年頃で、年齢的には大人なんだけど、まだ大人になりたくない症候群でいるとか、アイデンティティの確立(つまりあらゆる可能性を切り捨て、1つの道を選び取る事を先延ばしにしてる状態。インターネットより一部抜粋:http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/koneko/3hattatu2.html)
体の面ではできてるのに、心の面でついていけないというか。
心が成長してても、体がまだという事もある。
子供の成長って体の成長と心の成長が揃って初めて、前に進んで行くんやーと、さらを見てたら思う。
「子育てハッピーアドバイス」の本にも書いてあったけど、子供は自由になりたい(反抗・独立)と甘えたいを繰り返して成長して行くってあった。
甘えて来た時には甘えさせてあげたい。
病院どうしようかなと思いながら、洗濯2回目して(キルティング敷きパッドにさあやのおしっこがついた為)、その間、さらがシャボン玉したいと言い、ベランダで一緒にしたり、you tubeで音楽聞いたりして、時間が経ち、11時半。病院は土曜は12時までやから、もうええかなと思って、さらに「もう病院行くのやめるわ」と言う。え?と言うような顔をして「何で?」→私「もう時間ないから」と言うと、「だって、さあやみてもらった方がいいやん」というような発言。かしこーい。
ま、早歩きなら間に合わない事ないから、やっぱり行く事に。
さらは目やに、この前に同じ症状で目薬もらってるから、受診しなくてもいいかな。
私も授乳中やから薬出ないし、よっぽどひどくない限りうがいとのど飴で行けるかも。
買い物は明日まとめてでもいっか。
最初にあれもこれもしないとと思うと、動くのがおっくうになってしまうな。結局最初から、大切な用事に絞っといたら、あーできんかった感が減るかも。
行く時に、さらが「さらちゃん、いっつも歩いてしんどいからベビーカー乗りたい」と言う。
妊娠中で仕事してる時は、自転車はやめたけど、歩いて行ってたら、さらがもの珍しくて寄り道したり、立ち止まったりしてなかなか進まないからベビーカーに乗せて保育園の送り迎いしてた。時短の為。
自分の都合でベビーカー乗せてたのに、さあやが生まれたら、さらは歩いて、さあやはベビーカーにしてた。で、最近よく歩いてくれるようになったしと、歩く距離も小児科行って、スーパー行ってと確かに3歳の子供にしたら距離長くて疲れるかもしれん。
もおぉーと言いながら、さらをベビーカーに乗せると決めて、さあやを抱っこひもで行く為に抱っこひもを用意。
抱っこひもは帝王切開だと、だんだん子供の体重がお腹の下の方にかかって来るから使わないようにしてた。特にスリングは、段々下にさがって来るから、今日はApricaの抱っこひもで行こう。
慣れてないから準備はめんどくさいけど、最初に準備さえしといたら、抱っこひもでさあや、ベビーカーでさらを乗せてく方が私のペースで歩けるから早いかも。
そう思って、出発。でも、意外と抱っこしてるさあやの足がベビーカーを押す手元に来て、ベビーカー押しづらい。
あと、さあやの靴下が取れてないか確認しながら行くから、いつものスタイルと大して時間変わらん。
というか、さあやの靴下チェックは一日何度もするから、本当足をくるめるアウターを買うべきやわー。
そんなこんなして耳鼻科へ。
閉まる直前だから、待ち時間少なくて済んだ。
さあやは、花粉症でも風邪でもなくて、色んなものに反応してるだけだそう。
生理食塩水が出て、鼻が詰まった時に一滴ずつ垂らすよう言われる。
帰り通った公園で、さらがやっぱり遊びたがる。
いつもは来ない公園やし、ま、いっか。
もう買い物は明日や。昼ご飯もラーメンに決定。
遊具で階段の代わりに輪っかみたいなのがいっぱいあるやつで登るやつがあり、登ってた。
最後、頂上に着いて降りるのができないって言ってたけど、こっちに手をやってって言い、体を横にする感じになってから、足を着けるよう言うと、すぐにできるようになってた。子供って、飲み込みが早い。
土遊びしてた時、コーヒーの空き缶を見つけて、そこに砂を入れたり、水を出してって言い(水道が下から押すタイプで出し方が分かりづらかった)、出してあげると入れたり。
遊具に乗る時は、持っててと言い、私が岩の上に置いてると、誰かに取られると思って、気にしたりしてた。
その公園を出る時、捨てて行きや(本当はゴミ箱に捨てたいけど、ゴミ箱はなかったので)と言うと、持って帰りたいと言う。
私が「そんなんただのゴミやんか。置いてて」と言うと、さらは「タダのゴミじゃないのー」と言う。
仕方がないので、持たせる事にした。
それでも、その公園の角に来た時、「ここに置いてったら」と私は言う。
そしたら、さらは前に耳鼻科の帰り公園に寄った時に拾った何かをそこの角に置いてたのだが、それがなくなってるのに気付いて「なくなってる」と言う。「だいぶ前やから、時間経ったらそりゃなくなるわ」と私が言うと、より持って帰りたい気持ちを再認識したのか、この缶は持って帰るぞという感じになった。
そんな汚いの持つならと、ベビーカーにはさあやを乗せてさらは歩かせていた。
でも、また公園が出て来て、そこはショートカットの為、中を歩いてたら、「さらちゃん、疲れた。ベビーカー乗りたい」と言う。「ベビーカー乗るんやったら、その缶捨てなあかんで」と言うと、しぶしぶ缶を置いて行く事に。
私はベンチでさあやを抱っこひもに乗せ、さらをベビーカーに乗せようとする。
けど、さらは缶を持とうとするから、もう置いて行こうとする。
するとさらは慌てて私について来る。
誰も乗ってないベビーカーを押し、さあやをだっこひも、さらは手をつないで歩いていた。
公園を出てしばらく歩いてると、さらが走って公園に戻ってって、缶を拾いに行った。
泣きながら、コーヒーの空き缶を持って来る。
もう、その姿がかわいくて、一生懸命で、缶を持って来るの許した。
大人にはあきらめて1つを選び取る必要が出て来る時があるけど、子供の時はそう簡単にあきらめたらあかんのや。あきらめたり、あきらめきらんかったりを繰り返さないと、その道を通らな、本当に大切なものを選ぶという事はできないのかもしれない。
さらに、そのコーヒーの缶の事、「これ何なん?」と聞いた。
「これ、アイスクリーム」と言う。さらにはそう見えてたんや。
団地の下に来た時、「缶は下に置いといてや。持って上がったらあかんで」と言うと、泣きじゃくって真っ赤な顔をして、「これはさらちゃんの宝物なの!」と言った。
そのきらきらした答えに、もう持って上がらせる事に。
「でも、家の中置いてたらあかんで。ベランダ置いてな」と私。
私にとってはタダのゴミやけど、さらにとっては宝物なんや。
さらの目のレンズでは、違う世界を見てる。何か素敵な物を見ている。
さらといると、それを分けてもらえる気がする。横で体感させてくれる。素敵を味わわせてもらえる。
帰ったら、さあやのおっぱいが先。
外ではさらの事を優先してたから。
30分以上待って、それからラーメン。野菜は食べず。
もう14時。
英語教室に行くには15時45分には出ないといけないけど、今日は英語教室の近くでお菓子の家を作るイベントがあるから、早めに行く事に。お昼寝はあきらめる。さあやは寝れたし。
駅前に行くと、神戸の心臓移植するまいちゃんという女の子のための募金活動をやってた。
何となく私もしようと思った。さらとさあやができて、心境の変化かな。
さらは、こういう箱にお金を入れるのが好きやから、さらに募金を入れさせてあげようと思ったら、照れてか嫌がった。「少額ですけど」と私が入れる。
さらが何でお金入れたか聞くから、この女の子は心臓が悪いから手術しなあかんくて、それにはお金がいるからと説明した。
もらったビラを見て、夜家で「この子死ぬん?」と聞いて来た。
同じ子供同士やし、気にかけてるんかな。
ショッピングセンターでやってたお菓子の家は、結局、全部お菓子でできた家じゃなくて、家の形の紙の箱に屋根とかドアとか紙に色塗って貼るだけの物やった。しかも、もう定員オーバーと言われる。
英語教室の後、仕事が終わっただんなさんから電話があって、迎えに来てくれるって。
助かる。1人で子供2人バスに乗せるのは、行き帰りのどっちか1回だけの方が助かる。
来た時、ショッピングセンターの中の百貨店で何かほしい物あるか聞くから、「誕生日ケーキ買おうと思わへんの?」と言うと、「思う」と言う。自分から言ってほしいわー。
今日、朝、さらと「めばえ」の主題歌の「誕生日」という曲をyou tubeで改めて聞いてたら、いい曲やって、自分の誕生日も大切にしないとなと思った。
家庭持つと祝う物を買ってくるのも自分やから照れくさい気がしてケーキとか買ってなかった。
自分を大切にするという事が人を大切にできる、子供を大切にできる。
夜、家で、さらが言った言葉。
「子供の世話しないで下さい。さらちゃんの世話だけして下さい。さあやの世話しないで下さい」
ここんとこ、さあやが鼻水しんどそうでよく泣くから、抱っこが増えてた。
さらも構ってほしかったんやろうな。
さあやが生まれてから特に、お風呂は私と入りたがる。
お風呂では一杯お世話してもらったり、同じ空間で遊べるからかな。
今日も一緒に入って、その時、「さあや捨てたい」って言ってた。
「捨てる」というのは、さらが言う事聞かなかったら、「ベランダに出そうか」とか言うからそう言ったんかも。
いつもさあやをかわいがるのに、最近はさあやを抱っこするのが多かったから、そういう風に思うに至ってしまったんかな。「何で、さあや、いっつもかわいいって言ってるやん」と言っても、「さあや捨てる」と言う。
お風呂を上がると、さらが「さあやいない」と言う。
私は知ってたけど、だんなさんが、さあやをベビーラックに寝かせて、首までに毛布を、顔には光が入らないように毛布をかぶせていたんだ。(顔の部分は、直接かぶらないよう、ベビーラックの上にかけていた。)
それでさらは、さあやがいなくなったと思った。
「さあや、いないとさみしい」と泣いて、顔が真っ赤。
私が「さあや、どこ行ったんかな。お父さんが捨てたんかな。さらが『さあや捨てたい』って言ってたから、お父さん、捨てたんかな」と言うと、もっと泣く。
そのうち、さあやがちょっと泣いて動いて、ベビーラックから見えた。
そしたら、さら、安心したように笑顔に戻った。
昨夜からさあやが、鼻水、咳がよく出ていて、さらは目やにがよく出ている。
私は水曜の夕方から花粉症がひどくなって、木曜は雨だったからひどさは続かなかったけど、さあやは雨で風邪気味になったのか、花粉症になったのか何なんやろう。
本には透明の鼻水だったら様子見で良いとあるけど、薬は出ないにしても、これが何か知っておけば安心なんやけど。
雨の日にさあや、保育園に連れて行かんかったら良かった。
育休中なんやから休みにすれば良かった。
3人受診するか、子供らだけにするか、またはさあやだけにするか迷う。
耳鼻科に行こうかと思うけど、さらは小児科がいいと自分で言うし。
また、買い物もしとかないとーと思う。
さらはさあやが授乳後1時間位して寝たら、「いっつもさあやだっこしてるから、さらちゃんもだっこしてほしい」とだっこをせがんで来た。
ここ2,3日、さあやが鼻水よく出てグズるから、抱っこの回数増えてるから、さらもしてほしかったのかも。
あとあと考えると、さあや寝たから言うというのも、ちょっとは気遣ってるねんなー。
布団の上で座ってだっこしてたら、「おっぱい飲む」と言う。
私が「えー、もうすぐ4歳になるお姉ちゃんやのに、おっぱい飲むんー」と言っても、私の授乳服を首元から下げて、おっぱいをくわえる。
「おいしい」って言う。
そう言えば、おむつは昨夜わがまま言って、さあやのおむつ。もう引き止めるのも疲れるしと思って、寝っ転がせてはかせた。
それも、そのうち「おしっこ出たー」と言うので、さらのおむつにはき返させる。
はみ出してないかなと心配やったけど、大丈夫やった。朝はおしっこ、一晩中出てない事が多いのに、おむつが良いって言うし、朝おしっこ行こかと言うと行きたがらない。仕方ないからほっておくと1時間位しておしっこ出たと言って、パンツかおむつにはき返させるというパターンが多い。もったいないんやけどね、おむつも、せっかくおもらしせずにできてるのにあえておむつでするのも。
でも、さらの中では、できてしまったら構ってもらえないっていうのがあるんかも。
モラトリアムみたいなもんかなあ。
(モラトリアムというのは、大学生ぐらいの年頃で、年齢的には大人なんだけど、まだ大人になりたくない症候群でいるとか、アイデンティティの確立(つまりあらゆる可能性を切り捨て、1つの道を選び取る事を先延ばしにしてる状態。インターネットより一部抜粋:http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/koneko/3hattatu2.html)
体の面ではできてるのに、心の面でついていけないというか。
心が成長してても、体がまだという事もある。
子供の成長って体の成長と心の成長が揃って初めて、前に進んで行くんやーと、さらを見てたら思う。
「子育てハッピーアドバイス」の本にも書いてあったけど、子供は自由になりたい(反抗・独立)と甘えたいを繰り返して成長して行くってあった。
甘えて来た時には甘えさせてあげたい。
病院どうしようかなと思いながら、洗濯2回目して(キルティング敷きパッドにさあやのおしっこがついた為)、その間、さらがシャボン玉したいと言い、ベランダで一緒にしたり、you tubeで音楽聞いたりして、時間が経ち、11時半。病院は土曜は12時までやから、もうええかなと思って、さらに「もう病院行くのやめるわ」と言う。え?と言うような顔をして「何で?」→私「もう時間ないから」と言うと、「だって、さあやみてもらった方がいいやん」というような発言。かしこーい。
ま、早歩きなら間に合わない事ないから、やっぱり行く事に。
さらは目やに、この前に同じ症状で目薬もらってるから、受診しなくてもいいかな。
私も授乳中やから薬出ないし、よっぽどひどくない限りうがいとのど飴で行けるかも。
買い物は明日まとめてでもいっか。
最初にあれもこれもしないとと思うと、動くのがおっくうになってしまうな。結局最初から、大切な用事に絞っといたら、あーできんかった感が減るかも。
行く時に、さらが「さらちゃん、いっつも歩いてしんどいからベビーカー乗りたい」と言う。
妊娠中で仕事してる時は、自転車はやめたけど、歩いて行ってたら、さらがもの珍しくて寄り道したり、立ち止まったりしてなかなか進まないからベビーカーに乗せて保育園の送り迎いしてた。時短の為。
自分の都合でベビーカー乗せてたのに、さあやが生まれたら、さらは歩いて、さあやはベビーカーにしてた。で、最近よく歩いてくれるようになったしと、歩く距離も小児科行って、スーパー行ってと確かに3歳の子供にしたら距離長くて疲れるかもしれん。
もおぉーと言いながら、さらをベビーカーに乗せると決めて、さあやを抱っこひもで行く為に抱っこひもを用意。
抱っこひもは帝王切開だと、だんだん子供の体重がお腹の下の方にかかって来るから使わないようにしてた。特にスリングは、段々下にさがって来るから、今日はApricaの抱っこひもで行こう。
慣れてないから準備はめんどくさいけど、最初に準備さえしといたら、抱っこひもでさあや、ベビーカーでさらを乗せてく方が私のペースで歩けるから早いかも。
そう思って、出発。でも、意外と抱っこしてるさあやの足がベビーカーを押す手元に来て、ベビーカー押しづらい。
あと、さあやの靴下が取れてないか確認しながら行くから、いつものスタイルと大して時間変わらん。
というか、さあやの靴下チェックは一日何度もするから、本当足をくるめるアウターを買うべきやわー。
そんなこんなして耳鼻科へ。
閉まる直前だから、待ち時間少なくて済んだ。
さあやは、花粉症でも風邪でもなくて、色んなものに反応してるだけだそう。
生理食塩水が出て、鼻が詰まった時に一滴ずつ垂らすよう言われる。
帰り通った公園で、さらがやっぱり遊びたがる。
いつもは来ない公園やし、ま、いっか。
もう買い物は明日や。昼ご飯もラーメンに決定。
遊具で階段の代わりに輪っかみたいなのがいっぱいあるやつで登るやつがあり、登ってた。
最後、頂上に着いて降りるのができないって言ってたけど、こっちに手をやってって言い、体を横にする感じになってから、足を着けるよう言うと、すぐにできるようになってた。子供って、飲み込みが早い。
土遊びしてた時、コーヒーの空き缶を見つけて、そこに砂を入れたり、水を出してって言い(水道が下から押すタイプで出し方が分かりづらかった)、出してあげると入れたり。
遊具に乗る時は、持っててと言い、私が岩の上に置いてると、誰かに取られると思って、気にしたりしてた。
その公園を出る時、捨てて行きや(本当はゴミ箱に捨てたいけど、ゴミ箱はなかったので)と言うと、持って帰りたいと言う。
私が「そんなんただのゴミやんか。置いてて」と言うと、さらは「タダのゴミじゃないのー」と言う。
仕方がないので、持たせる事にした。
それでも、その公園の角に来た時、「ここに置いてったら」と私は言う。
そしたら、さらは前に耳鼻科の帰り公園に寄った時に拾った何かをそこの角に置いてたのだが、それがなくなってるのに気付いて「なくなってる」と言う。「だいぶ前やから、時間経ったらそりゃなくなるわ」と私が言うと、より持って帰りたい気持ちを再認識したのか、この缶は持って帰るぞという感じになった。
そんな汚いの持つならと、ベビーカーにはさあやを乗せてさらは歩かせていた。
でも、また公園が出て来て、そこはショートカットの為、中を歩いてたら、「さらちゃん、疲れた。ベビーカー乗りたい」と言う。「ベビーカー乗るんやったら、その缶捨てなあかんで」と言うと、しぶしぶ缶を置いて行く事に。
私はベンチでさあやを抱っこひもに乗せ、さらをベビーカーに乗せようとする。
けど、さらは缶を持とうとするから、もう置いて行こうとする。
するとさらは慌てて私について来る。
誰も乗ってないベビーカーを押し、さあやをだっこひも、さらは手をつないで歩いていた。
公園を出てしばらく歩いてると、さらが走って公園に戻ってって、缶を拾いに行った。
泣きながら、コーヒーの空き缶を持って来る。
もう、その姿がかわいくて、一生懸命で、缶を持って来るの許した。
大人にはあきらめて1つを選び取る必要が出て来る時があるけど、子供の時はそう簡単にあきらめたらあかんのや。あきらめたり、あきらめきらんかったりを繰り返さないと、その道を通らな、本当に大切なものを選ぶという事はできないのかもしれない。
さらに、そのコーヒーの缶の事、「これ何なん?」と聞いた。
「これ、アイスクリーム」と言う。さらにはそう見えてたんや。
団地の下に来た時、「缶は下に置いといてや。持って上がったらあかんで」と言うと、泣きじゃくって真っ赤な顔をして、「これはさらちゃんの宝物なの!」と言った。
そのきらきらした答えに、もう持って上がらせる事に。
「でも、家の中置いてたらあかんで。ベランダ置いてな」と私。
私にとってはタダのゴミやけど、さらにとっては宝物なんや。
さらの目のレンズでは、違う世界を見てる。何か素敵な物を見ている。
さらといると、それを分けてもらえる気がする。横で体感させてくれる。素敵を味わわせてもらえる。
帰ったら、さあやのおっぱいが先。
外ではさらの事を優先してたから。
30分以上待って、それからラーメン。野菜は食べず。
もう14時。
英語教室に行くには15時45分には出ないといけないけど、今日は英語教室の近くでお菓子の家を作るイベントがあるから、早めに行く事に。お昼寝はあきらめる。さあやは寝れたし。
駅前に行くと、神戸の心臓移植するまいちゃんという女の子のための募金活動をやってた。
何となく私もしようと思った。さらとさあやができて、心境の変化かな。
さらは、こういう箱にお金を入れるのが好きやから、さらに募金を入れさせてあげようと思ったら、照れてか嫌がった。「少額ですけど」と私が入れる。
さらが何でお金入れたか聞くから、この女の子は心臓が悪いから手術しなあかんくて、それにはお金がいるからと説明した。
もらったビラを見て、夜家で「この子死ぬん?」と聞いて来た。
同じ子供同士やし、気にかけてるんかな。
ショッピングセンターでやってたお菓子の家は、結局、全部お菓子でできた家じゃなくて、家の形の紙の箱に屋根とかドアとか紙に色塗って貼るだけの物やった。しかも、もう定員オーバーと言われる。
英語教室の後、仕事が終わっただんなさんから電話があって、迎えに来てくれるって。
助かる。1人で子供2人バスに乗せるのは、行き帰りのどっちか1回だけの方が助かる。
来た時、ショッピングセンターの中の百貨店で何かほしい物あるか聞くから、「誕生日ケーキ買おうと思わへんの?」と言うと、「思う」と言う。自分から言ってほしいわー。
今日、朝、さらと「めばえ」の主題歌の「誕生日」という曲をyou tubeで改めて聞いてたら、いい曲やって、自分の誕生日も大切にしないとなと思った。
家庭持つと祝う物を買ってくるのも自分やから照れくさい気がしてケーキとか買ってなかった。
自分を大切にするという事が人を大切にできる、子供を大切にできる。
夜、家で、さらが言った言葉。
「子供の世話しないで下さい。さらちゃんの世話だけして下さい。さあやの世話しないで下さい」
ここんとこ、さあやが鼻水しんどそうでよく泣くから、抱っこが増えてた。
さらも構ってほしかったんやろうな。
さあやが生まれてから特に、お風呂は私と入りたがる。
お風呂では一杯お世話してもらったり、同じ空間で遊べるからかな。
今日も一緒に入って、その時、「さあや捨てたい」って言ってた。
「捨てる」というのは、さらが言う事聞かなかったら、「ベランダに出そうか」とか言うからそう言ったんかも。
いつもさあやをかわいがるのに、最近はさあやを抱っこするのが多かったから、そういう風に思うに至ってしまったんかな。「何で、さあや、いっつもかわいいって言ってるやん」と言っても、「さあや捨てる」と言う。
お風呂を上がると、さらが「さあやいない」と言う。
私は知ってたけど、だんなさんが、さあやをベビーラックに寝かせて、首までに毛布を、顔には光が入らないように毛布をかぶせていたんだ。(顔の部分は、直接かぶらないよう、ベビーラックの上にかけていた。)
それでさらは、さあやがいなくなったと思った。
「さあや、いないとさみしい」と泣いて、顔が真っ赤。
私が「さあや、どこ行ったんかな。お父さんが捨てたんかな。さらが『さあや捨てたい』って言ってたから、お父さん、捨てたんかな」と言うと、もっと泣く。
そのうち、さあやがちょっと泣いて動いて、ベビーラックから見えた。
そしたら、さら、安心したように笑顔に戻った。