終わらない演奏会

不惑の道を歩みながらも未だ惑いっぱなしの筋肉おばはん帯の、ヘヴィーでメタルでどうでしょうな日常です。

PURE

2006-03-04 22:27:50 | ただの日記
駒大苫小牧の選抜辞退の件。

選手たちにとっては、春の甲子園に出られなくなったこと以上に、監督の辞任がショックだったことでしょう。

私も運動部出身だったからよく分かるのですが、高校生の頃って、どんな指導者の元でやっていくかでものすごく変わると思うんです。
ある程度大人になって自分の価値観が出来上がっている社会人選手と違い、15歳くらいの子供が、親よりも長い時間をその指導者の元で過ごすことによって、技術面、精神面ともにどんな選手になるかが決まるような気がします。

香田監督を慕って入部した選手や、この春入学が決まっていた選手は大変なショックだろうと思います。

それと同時に、今回の当事者で補導された卒業生のことも気になります。

確かに、彼らの行動は軽率だったと言わざるを得ません。
高野連の取り決めで、卒業の日までは部員であると言うことは理解していたはずです。
ましてや、夏の優勝を取り消されるかどうかという経験までして、自分たちの行動が自分とは関係ないほかの部員や後輩にどれほどの影響を与えるか、誰よりも解っていたはずです。

しかし、結果、自分のせいでたくさんの後輩の夢を奪い、何人もの先生を辞職に追い込んだという事実の重さに、18歳の心が耐え切れるかどうかが心配なのです。

反省することは大切です。

ただ、重すぎる荷物を背負ってしまったPUREな心が、これからどうやって立ち直っていくかを、周りの大人が見守っていかなければならないのでしょう。

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1 Comments

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負けるな~!! (み~)
2006-03-04 23:32:28
まったく部活経験がない私には、監督の大切さはあまりわかりませんが

今回の経験で、つぶれることなく

今後の人生に生かして欲しいです。
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