【参考】『陸奥新報』http://www.mutusinpou.co.jp/news/07022702.html
五所川原市が財政健全化計画成案
会計規模50億円圧縮 5ヶ年計画 債権団体転落を回避
五所川原市は二十六日、財政健全化計画の成案を公表した。計画期間は五ヶ年(二〇〇七―一一年度)とし、期間中の財政試算を付した。人件費削減や建設事業の抑制により、〇六年度決算見込みでは約二百九十億円となる普通会計(一般会計を含む)の規模を、五年間で約二百四十億円程度にまで圧縮するなどし、財政再建団体への転落を回避する。
市は〇五年度から一般会計にカラ財源を計上。同年度は決算時に黒字化したが、〇六年度決算見込みは三億九千六百万円の赤字。〇七年度当初にも三億九千六百万円のカラ財源を計上する危機的状況にある。
・・・(中略)・・・
西北五地域自治体病院機能再編成に伴う中核病院の整備費は盛り込んでいない。マスタープランでは一一年度完成を目指しているが、市財政課によると、主たる元金償還の据え置き期間を考慮すると、財政見通しへの影響は大きくないとする。(2.27『陸奥新報』)
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財政見通しへの影響は大きくない・・・。計画通りに病院が機能してこそ償還も可能だ。ポイントはひとえに医師招聘にかかっている。この医師不足時代に55名の医師を維持することは可能だろうか。いずれにしろ据え置き期間はあれ、借金は借金。市の危機的財政状態を見て199億円もの中核病院建設が将来大きな財政的負担になるのはだれの目にも明らかだろうと思う。
中核病院建設構想は7~8年前にはじまったと聞くが、医療現場がその後急激に変化したことを考えると、はたしてマスタープランで地域医療が守れるのかといった根本的な問題にまでメスを入れ再検討することも必要ではないかと考える。
兵庫県但馬では住民270人が集会を開き再編撤回をアピールしたという。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070226ddlk28040262000c.html
医療連携と現存の施設の改築などによる有効利用によって金のかからない現実的な対策こそが今求められているのではないだろうか・・市の財政危機にそんな思いを懐いた。
五所川原市が財政健全化計画成案
会計規模50億円圧縮 5ヶ年計画 債権団体転落を回避
五所川原市は二十六日、財政健全化計画の成案を公表した。計画期間は五ヶ年(二〇〇七―一一年度)とし、期間中の財政試算を付した。人件費削減や建設事業の抑制により、〇六年度決算見込みでは約二百九十億円となる普通会計(一般会計を含む)の規模を、五年間で約二百四十億円程度にまで圧縮するなどし、財政再建団体への転落を回避する。
市は〇五年度から一般会計にカラ財源を計上。同年度は決算時に黒字化したが、〇六年度決算見込みは三億九千六百万円の赤字。〇七年度当初にも三億九千六百万円のカラ財源を計上する危機的状況にある。
・・・(中略)・・・
西北五地域自治体病院機能再編成に伴う中核病院の整備費は盛り込んでいない。マスタープランでは一一年度完成を目指しているが、市財政課によると、主たる元金償還の据え置き期間を考慮すると、財政見通しへの影響は大きくないとする。(2.27『陸奥新報』)
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財政見通しへの影響は大きくない・・・。計画通りに病院が機能してこそ償還も可能だ。ポイントはひとえに医師招聘にかかっている。この医師不足時代に55名の医師を維持することは可能だろうか。いずれにしろ据え置き期間はあれ、借金は借金。市の危機的財政状態を見て199億円もの中核病院建設が将来大きな財政的負担になるのはだれの目にも明らかだろうと思う。
中核病院建設構想は7~8年前にはじまったと聞くが、医療現場がその後急激に変化したことを考えると、はたしてマスタープランで地域医療が守れるのかといった根本的な問題にまでメスを入れ再検討することも必要ではないかと考える。
兵庫県但馬では住民270人が集会を開き再編撤回をアピールしたという。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070226ddlk28040262000c.html
医療連携と現存の施設の改築などによる有効利用によって金のかからない現実的な対策こそが今求められているのではないだろうか・・市の財政危機にそんな思いを懐いた。