金木病院

太宰治のふるさと津軽の金木町。危機に瀕した金木病院がみんなの協力でもちこたえました。

救急再開の現場記録!

救急車出動、西北五で減少

2008年07月01日 05時44分43秒 | 金木病院を守ろう
二〇〇七年の県内の救急車出動件数は、多くの地区で前年より微増か横ばいだったが、西北五地域が前年より二百七十件減と大幅に減った。同地区は金木病院の救急指定一時取り下げをきっかけに、住民が医師の負担軽減のため、救急車の適正利用を呼び掛けてきた地域。関係者は「適正利用運動の効果が表れたのではないか」とみている。

2008年6月29日(日)

東奥日報
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080629145503.asp
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ブログ「金木病院」を書籍化

2007年10月26日 15時54分21秒 | 金木病院を守ろう
当ブログ開始日2006.11.14から完結日2007.10.7までを「書籍化」。

書籍データ(pdf)は下記からダウンロードできる。

金木病院救急再開物語(上)
データ1

金木病院救急再開物語(下)
データ2
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完結・金木病院物語

2007年10月07日 06時21分14秒 | 金木病院を守ろう
10月5日、金木中央公民館で金木病院の救急復活を記念して「救急再開コンサート」を開催、喜びに溢れる地域住民約300人が女性音楽グループ「サエラ」の歌を楽しんだ。

「金木病院の救急体制を維持する会」の徳田氏の開会挨拶に続き、公立金木病院病院管理者・平山誠敏五所川原市長のお祝いメッセージが司会によって代読され、オープニング曲・松任谷由実「ずっとそばに」が流れると、満席の会場の空気が一変。9ヶ月にわたった救急停止の不安な日々を思い出すとともに、再開にこぎつくまでの住民運動の取り組みと救急再開の喜びに皆が感慨を禁じえなかった。

サエラの美しい歌声と軽妙なトークに会場は一体となり、曲ごとに盛大な拍手が会場に溢れた。花束贈呈後会場からアンコールの声があがり、割れんばかりの拍手と熱気に押されて「千の風になって」を熱唱。救急再開コンサートにふさわしいエンディングだった。

二万人署名からはじまった金木病院物語が終わった。秋・冬・春・夏・・短いようで長く、長いようで短かった。季節はめぐりまた秋になっていた。この間住民は実に多くを学んだ。当然のものとしていた救急はなくなる可能性がある脆弱なものであること。だから大切にしなければならないこと。地域医療は住民が主体となってまもらねばならないこと。・・そして「願いはかなう」ということ。

今後住民は常に金木病院を見守り、救急の適正利用に取り組む。「ずっとそばに」居続ける。

本州北端の名もない一病院。気をかけていただいたみなさまに満腔の感謝を表してブログ管理者の最後の言葉としたい。またどこかの闘いの場でお会いしましょう。その日まで決して夢を捨てずともに頑張りましょう。

「種を蒔く人が実を刈り取るとは限らない。だから、刈り取る人より種を蒔く人になりたい」(むのたけじ)
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救急車の適正利用を

2007年10月03日 06時24分12秒 | 金木病院を守ろう
救急車の適正利用を

金木病院再開受け 住民がチラシ配布

『陸奥新報』
http://www.mutusinpou.co.jp/news/07100305.html

一日から五所川原市の公立金木病院が救急車受け入れを再開したことに伴い、地元住民団体「金木病院の救急体制を維持する会」は二日、五所川原市金木、市浦両地区と中泊町の寺院などに救急車の適正利用を呼び掛けるチラシを配った。十七寺院が連携して地域の各戸に配る。

チラシはイラスト入りで、「救急の適正利用にご協力ください」と記載。救急車が出動する主な対象に(1)災害時(2)屋外や公衆の出入りする場所で生じた事故(3)生命にかかわる傷病―などと記した。

この日は同会事務局の一戸彰晃さん=金木地区の雲祥寺住職=ら三人が各寺院や金木病院を回り計約一万枚を配った。

中泊町中里地区の弘法(ぐぼう)寺では、三浦泰昭住職に約三百枚を手渡した。同寺はチラシを寺報に添付し、世話人を通じて中里地区や金木地区に住む檀家(だんか)らに配るという。

一戸さんは「再開は大きな喜び」とする一方、同病院の常勤医師数(八人)が本来の必要数に満たないことなどを踏まえ、「救急車の適正利用を心掛けることが、住民に投げ掛けられた義務だろう」と語った。同会は五日午後六時半から、金木公民館で救急再開コンサート(入場無料)を開く。
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金木病院の救急車受け入れ再開

2007年10月01日 16時21分19秒 | 金木病院を守ろう
金木病院の救急車受け入れ再開


五所川原市の公立金木病院は一日午前、救急車受け入れを再開した。医師不足により今年一月に受け入れを休止して以来、九カ月ぶりの再開。しかし、医師だけでなく看護師や技師もぎりぎりの数での再始動で、院内外からスタッフの充実を求める声も上がっている。

救急車受け入れ態勢は、午前八時半の通常診療開始とともに始まった。病院を訪れた、同市金木地区の主婦(72)は「もしも急病になったらと考えると、再開は大変心強い」と話した。

同病院の患者数は、救急休止や医師不足で一時減っていたが、九月までに医師四人を採用したため一転して増加傾向にある。このため、ある職員は「看護師などが不足し、大変な過労状態。再開はぎりぎりの態勢でのスタート」と実情を打ち明ける。

再開に伴って患者はさらに増加し、現場の負担も増すと予想されるため、同病院組合管理者の平山誠敏五所川原市長は「(医師以外の)医療スタッフも手当てする必要がある」と増員を図る考えを示している。

『東奥日報』
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071001130905.asp
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救急車受け入れ再開

2007年09月30日 07時02分36秒 | 金木病院を守ろう
金木病院 救急車受け入れ再開

あすから 看護職員も増員へ

『陸奥新報』
http://www.mutusinpou.co.jp/news/07093002.html

医師不足になったことから今年一月一日に救急指定を取り下げ、救急車受入れを休止している公立金木病院(五所川原市)は、対応可能な医師・医療スタッフの体制が再び整い、十月一日午前八時半から受入れを再開する。勤務医の過重労働が問題となる中、同病院も体制存続には医師の負担軽減が大きな課題となり、地元住民団体は二日から救急車の適正利用を呼び掛けるチラシを地域に配る。

同病院は昨年末に常勤医が四人にまで減り、救急車受入れを休止した。しかし医師確保に務める中で、六月までに常勤医を七人にまで増やし、七月には病院を運営する事務組合・公立金木病院が、十月からの再開を公表した。九月からはさらに一人が加わり、現在は八人体制(内科四、外科二、婦人科一、嘱託一)となっている。同病院事務局によると、休止に伴い減った看護職員の増員もめどが付いた。

再開に向けて活動を続けている「金木病院の救急体制を維持する会」事務局の一戸彰晃さん=雲祥寺住職=は「救急はなくなる可能性があると地域は学んだ。(再開に)住民は安堵(あんど)している」とする一方、「地域医療は行政、医師、住民で育てるべき」と体制の維持・充実に向けて三者の連帯が必要なことを強調する。チラシは地域の十七寺院が連携し、五所川原市金木、市浦両地区、中泊町のあわせて約一万世帯に毎戸配布を計画している。

事務組合管理者の平山誠敏五所川原市長は「関係者の協力で再開にこぎつけた。ありがたい」とし、再開に伴い患者数の増加が見込まれるため、医師以外の医療スタッフ充実に引き続き努めていく考えを示した。

同病院から救急車受け入れ再開の申し出を受けている県は、十月一日の県報で救急指定を告示する予定。


関連記事
『東奥日報』
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070930090343.asp
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新中核病院見直し決定

2007年09月29日 06時52分57秒 | その他
事業規模見直し決定

西北五広域連合新中核病院 非常勤顧問も承認

『東奥日報』
http://www.toonippo.co.jp/

つがる西北五広域連合(連合長・平山誠敏五所川原市長)は二十八日、西北五地域の自治体病院機能再編成計画の柱である新たな中核病院建設の事業規模を見直すことを決めた。人口減少や連合加盟六市町の財政状況悪化などを踏まえ、病床数などの規模見直しや、事業費の圧縮を検討する。また、地域医療のあり方や中核病院見直しなどについて医療の専門的見地から助言してもらうため、非常勤の「顧問」ポスト設置を承認した。

同市役所で開いた正副連合長会議で決定した。中核病院見直しは、地方自治体財政健全化法施行や、国が打ち出した公立病院の経営改革なども踏まえた措置。中核病院は、二〇〇六年二月に同連合が策定したマスタープランではベッド数四百九十二、概算事業費約百九十九億円(用地取得費除く)としているが、病院規模や建設コスト見直しによる事業費圧縮を検討し、事業推進を図る。

顧問設置は、十二月の各市町村議会での決議などを経て正式決定し、〇八年一月をめどに医療専門家一人を招へいする。

平山市長は、中核病院について「財政規模に合った形にするため、事業規模を小さくする方向で検討していきたい」との考えを表明。顧問設置については「この地域の医療全般を見てもらい、再編成の方向性を定めたい」と話している。

中核病院は〇六年十一月、建設地を五所川原市の漆川工業団地内と決定。しかし、病院再編成後に存続させる既存病院が未決定であるほか、中核病院整備の財政負担問題などの解決も必要になり、〇七年三月、設計者選定作業を中止した。マスタープランで掲げた一一年度中の再編完了は、事実上不可能になっている。
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おめでとうございます!

2007年09月20日 06時49分44秒 | その他
ファイザー医学記事賞
本紙「霧の中の処方せん」
菊谷記者に優秀賞


第二十六回ファイザー医学記事賞優秀賞に、東奥日報社編集局社会部・菊谷賢記者の医療連載「霧の中の処方せん~医師不足にあえぐ県内」が選ばれ十九日、東京丸の内・パレスホテルで贈呈式が行われた。

今回は昨年四月から今年三月までに掲載された全国の百十紙・九十八点の医学医療関連記事の中から、(1)着眼点(2)構成(3)的確でバランスの取れた情報―などの点で審査され、大賞一点、優秀賞五点が選ばれた。

「霧の中の処方せん」は、昨年七月から今年二月まで掲載。医師不足の現状をリポートし、県内医療のあるべき姿を模索した。

贈呈式ではファイザー社の岩崎博充社長が菊谷記者に表彰状、記念クリスタルなどを授与。審査員の高久史麿氏(自治医科大学長)、松谷有希雄氏(前厚生労働省医政局長)、中川俊男氏(日本医師会常任理事)、岸本葉子氏(エッセイスト)が、「地域の医師不足の状況、原因の分析が的確に書かれている」「東京の役所の人には分からない地域医療の崩壊が丹念に書かれている」などと講評した。

同賞は医学や医療の現実が、適切な報道によって一般の人々に正しく理解されることを願い一九八二年、アップジョン医学記事賞として設立。その後、名称を変え現在に至っている。(以下略)

『東奥日報』
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070920091236.asp

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受賞おめでとうございます!

菊谷氏には金木病院の救急問題で適切なアドバイスをいただきました。ありがとうございました。力作「霧の中の・・・」が県内の深刻な医療問題を明らかにし、その霧の先をも示したことは大きな意義があります。今後、ますます鋭いペンで社会問題に切り込んでいただきたいと思います。
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来年から土曜休診へ/西北病院

2007年09月12日 12時39分33秒 | 青森県の医師不足
来年から土曜休診へ/西北病院

医師や看護師の過重労働を緩和するため、五所川原市立西北中央病院(相澤中院長)は、毎週土曜日の一般外来診療を二〇〇八年一月から取りやめる方針を十日、明らかにした。同病院は、西北五地域の深刻な医師不足などが原因で救急搬送患者が増えるなど労働環境が悪化しており、病院側は「この地域では西北病院が最後のとりで。医師が勤務しやすい魅力ある病院にし、マンパワーを何とか確保したい」と話している。

病院事務局によると、土曜休診は既に院内ではほぼ了承されており、今後、外部の関係機関などと話し合った上で正式に決める。平山誠敏市長は「医療サービス低下につながるが、(過重労働で)医師がいなくなれば、それ以上の計り知れない影響がある」と、市民らに理解を求めている。

同病院は現在、各診療科が隔週で土曜休診中。一般外来の一日あたりの患者数は平日が九百人程度なのに対し、土曜日は二百人弱。〇八年一月から土曜日休診となっても日当直体制は維持し、救急診療を続ける。

『東奥日報』
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070911110333.asp
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金木病院・常勤内科医1人増員!

2007年08月25日 06時17分47秒 | 金木病院を守ろう
金木病院 常勤内科医1人増員
来月から8人体制 救急持続へ充実図る

『陸奥新報』
http://www.mutusinpou.co.jp/news/07082504.html


五所川原市の公立金木病院に、新たな常勤内科医一人が九月一日から赴任し、常勤医が八人体制となることが二十四日分かった。同病院は十月一日から救急車受け入れを再開するが、現在の七人体制では救急対応に必要最小限の状況であるため、救急持続に向けて体制の充実を図った。

同病院事務局が、病院を運営する公立金木病院組合の議会議員あてに、弘前大学医学部から新たな常勤内科医一人が赴任することを通知した。診療科別では内科医四人、外科二人、婦人科一人、嘱託医一人となる。

同病院は、昨年末に常勤内科医二人が退職し、常勤医が四人に減ったため、今月一月から救急車受け入れを休止している。しかし医師確保に努めた結果、六月までに常勤医七人体制となり、十月一日からの救急車受け入れ再開と、さらに医師確保に努める方針を示していた。

同組合副管理者の小野俊逸中泊町長は取材に対し、「住民にとって良い知らせ。救急車受け入れ再開に向けて体制を充実させることができ、一安心している」と語った。
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