金木病院

太宰治のふるさと津軽の金木町。危機に瀕した金木病院がみんなの協力でもちこたえました。

救急再開の現場記録!

愚痴はよそうと思うのだけれど

2007年02月07日 10時30分12秒 | その他
産婦人科医師の確保策を協議
彦根市など1市4町 対策協が初会合
『京都新聞』
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007020600100&genre=C4&area=S20

医師の確保策などを話し合った湖東地域医療対策協議会の第1回会合(彦根市保健福祉センター)
滋賀県彦根市立病院の産婦人科が医師不足で3月下旬から診療制限する問題で、彦根市や犬上、愛知郡の1市4町の福祉担当者や民間医療機関関係者らによる「湖東地域医療対策協議会」が6日、彦根市平田町の市保健福祉センターで第1回会合を開き、医師の確保や定着策について意見を交した。

会合には、会長の松田一義・彦根市助役や民間病院の院長、産婦人科医師、県立大看護学科教授ら21人の全委員が出席した。彦根市立病院の赤松信院長が産婦人科医師が1人となるため、切迫流産などの危険性を伴わない、お産については助産師による院内出産を検討していることを報告した。「医師1人では緊急事態への対応が困難になる」と述べた。

出席者からは「医師派遣を要請した相手先や交渉の過程を明らかにすることで、有効な探し方につながる」といった考え方や「長期的に定着するには医師の待遇改善が欠かせない」との意見が上がった。一方で、「激務のうえ、訴訟のリスクを抱える産婦人科医師の立場を抜本的に変えない限り、課題解決にはつながらない」との厳しい見方もあった。

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彦根では署名簿提出前に、すでに本格的な取り組みがはじまった。金木病院問題は二万人の署名簿を提出しているにもかかわらず、具体的動きがない。これでは愚痴のひとつも言いたくなる。

青森県の医師充足率43%という数字には、日頃からの医療に対する取り組み姿勢のあり方が顕れているのではないだろうか。また、金木病院や平川病院の救急停止について真剣に議論がなされない無神経さがこの驚異的な数字にあらわれているのではないだろうか。

彦根市と五所川原市・・・民度の差、行政サービスの質の差といえばおしまいだが、ふるさとを棄てられない以上、そこに住んでいる人間にはたまったものではない。