金木病院

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救急再開の現場記録!

新中核病院見直し決定

2007年09月29日 06時52分57秒 | その他
事業規模見直し決定

西北五広域連合新中核病院 非常勤顧問も承認

『東奥日報』
http://www.toonippo.co.jp/

つがる西北五広域連合(連合長・平山誠敏五所川原市長)は二十八日、西北五地域の自治体病院機能再編成計画の柱である新たな中核病院建設の事業規模を見直すことを決めた。人口減少や連合加盟六市町の財政状況悪化などを踏まえ、病床数などの規模見直しや、事業費の圧縮を検討する。また、地域医療のあり方や中核病院見直しなどについて医療の専門的見地から助言してもらうため、非常勤の「顧問」ポスト設置を承認した。

同市役所で開いた正副連合長会議で決定した。中核病院見直しは、地方自治体財政健全化法施行や、国が打ち出した公立病院の経営改革なども踏まえた措置。中核病院は、二〇〇六年二月に同連合が策定したマスタープランではベッド数四百九十二、概算事業費約百九十九億円(用地取得費除く)としているが、病院規模や建設コスト見直しによる事業費圧縮を検討し、事業推進を図る。

顧問設置は、十二月の各市町村議会での決議などを経て正式決定し、〇八年一月をめどに医療専門家一人を招へいする。

平山市長は、中核病院について「財政規模に合った形にするため、事業規模を小さくする方向で検討していきたい」との考えを表明。顧問設置については「この地域の医療全般を見てもらい、再編成の方向性を定めたい」と話している。

中核病院は〇六年十一月、建設地を五所川原市の漆川工業団地内と決定。しかし、病院再編成後に存続させる既存病院が未決定であるほか、中核病院整備の財政負担問題などの解決も必要になり、〇七年三月、設計者選定作業を中止した。マスタープランで掲げた一一年度中の再編完了は、事実上不可能になっている。

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