金木病院

太宰治のふるさと津軽の金木町。危機に瀕した金木病院がみんなの協力でもちこたえました。

救急再開の現場記録!

危ぶまれる投票率2

2007年05月27日 06時27分33秒 | その他
県知事選投票率アップをめざして、青森市選管がタレントを呼んで「知事選ハッスル2007」を市内の大型郊外店で開催したという。イベントは盛り上がったようだが投票率アップに貢献したかは疑問だ。

朝日新聞地方版に参加者の生の声が載っている。

「選挙には行きません。投票しても、何かが変わるわけじゃないから」投票日は職探しをするという。(無職23歳)

選挙に行きたいですかあ!とのタレントの問いかけに手を挙げた観客は数人だったという。

土曜日のゴラクとしてはマアマアのものだったのだろうが、それ以上のものではなかった。

県知事選の投票率が下がれば7月の参議院選挙で野党に選挙口実を与える。投票率が上がればその逆になる。

なぜこのたびの知事選がいまいち盛り上がらないのか。その原因を究明しないでただ投票率を上げるということだけに専念すれば、思わぬ落とし穴が待っていることに注意が必要だろう。

国民投票法案に最低投票率を盛り込まなかったことに批判が相次いでいる。ボイコットがおこなわれるからだという。しかし、ボイコットもまた市民の声であり権利であるはずだ。組織票だけで「憲法」を変えられてはたまったものではない。

このたびの県知事選の投票率を注目したい。そして閉塞した青森県民の声無き声に関係者は耳を傾けるべきである。