金木病院

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救急再開の現場記録!

大畑診療所に常勤医

2007年05月11日 20時33分29秒 | 青森県の医師不足
大畑診療所問題:不在の常勤医師が着任 石塚氏に辞令交付

『毎日新聞』 http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070511ddlk02040129000c.html

常勤医師が1カ月余り不在だった、むつ市の大畑診療所に医師が着任し、10日、一部事務組合下北医療センターの管理者である杉山粛市長から石塚式夫(のりお)医師(58)に診療所長の辞令が交付された。

大畑診療所は3月末で県派遣の医師が転勤したため、常勤医師がいなくなり、4月からむつ総合病院の医師を交代で診療所に派遣して対応していた。

石塚所長は旧大畑町出身。弘前大医学部を卒業後、川内病院や平川病院などで勤務した。石塚所長は「地域住民の要望に応えていけるように、しっかり頑張っていきたい」と抱負を述べた。【松沢康】

毎日新聞 2007年5月11日

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大畑は青森県が進めている医療再編・集中化で病院を失いかけたが、住民が声をあげ県に要請が行われたことだった。

このたびの「診療所化」は、大畑住民のギリギリの妥協だろう。本来なら病院として存続してもらいたかったはずだ。

・・・大畑診療所へ赴任されたドクターは、年明けに救急停止と思いきや休院をよぎなくされた平川病院の副院長氏である・・・。

青森県の医療は、マンパワーの限界線を越え、慢性赤字の自転車操業に晒されている。