夏の冷え性対策

　お盆の休みが終わっても相変わらず暑い日が続きますね。

　この暑さのせいか「冷え」で体調を崩す人が多く来院しています。暑いため、どこのオフィスでもクーラーをフル回転させていると思います。それが原因ですが、この暑さではその原因を取り除くことはできませんね。

　今回は夏の冷房病対策をいくつかご紹介します。参考にしてください。

　１、冷房の効いた部屋で長時間体を動かさないでいると足元や肩、首の後ろ側といった場所が特に冷えてきます。出来ればこまめに動くと良いですが、出来ない場合は、レッグウォーマーをしたり、スカーフなどで首の後ろを冷やさないようにしてください。

　２、体が冷えていると思ったら温かいお茶や食べ物を摂るのもよろしいと思います。今年の夏はコンビニで温かいおでんが売れているそうです。何か変ですが、それも有りだと思います。

　３、足指や足首をこまめに動かしてください。足先は血液の折り返し地点になります。本当は足先をよく揉んだりすると良いですが、オフィスでは難しいかもしれません。時々、足指でジャンケンするようにモゾモゾと動かしてみてください。

　４、腹式呼吸、または私の提唱する腰式呼吸で全身の氣血（キケツ）を整えてください。男性に比べ、女性は、腹式呼吸が苦手です。ゆっくり深く呼吸することで横隔膜をはじめとする呼吸筋がよく動き熱を出します。最初は少し苦しいですが、息を吐ききることを意識して行ってください。

　５、寝るときは冷房を切るよう心掛けてください。朝起きたときに頭痛がする人、めまいがする人がいますが、そういう人は一晩中冷房をつけっぱなしにしている場合が多いです。冷房はタイマーで切るか、寝るときに切るようにしてみてください。

　出来ることから少しやってみましょう。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院