首を長くイメージする

　昨晩、東京で木枯らし１号が吹いたようです。犬の散歩には手袋とマフラーが必要な季節になってきました。もう秋は終わりなのですかね。良い季節は短くて夏か冬の２季？になってしまった感じがします。

　外を歩いている人を観察すると首をすくめて歩いている人が目立ちます。私もそうかもしれませんが、寒くなると肩や首にどうしても余分な力が入ってしまいます。結果、肩首が凝ってしまいます。

　また、ＰＣやスマホを長時間使う人は頭を下に向ける時間が長いですので、首は魚を釣り上げてしなった釣竿のように負荷が掛かります。この場合、魚が頭です。頭の重さは個人差がありますがおよそ５，６キロあります。その重さを支えているのが首です。首は頭を正常な位置に戻そうと始終頑張っているので疲れてしまいます。

　しかし、その重い頭も上手く重心を取れば首への負担が少なくなります。よくクラシックバレーで背中を伸ばし、頭頂部が上に吊られるように踊っているのをご覧になったことがあると思います。

　ジャンプする場合でも足で蹴って体を上げるのでなく、頭を上に、次に胴体、次に脚というように上から順に伸びあがるようにジャンプすると滞空時間が長く綺麗に見えます。身体を上へ上へ伸ばすようイメージするそうです。昔バスケットボールのマイケルジョーダンもそんな感じの身体の使い方をしていました。

　そういう体の使い方をすると首肩の凝りは軽減されると思います。自分はバレリーナではないと思わずに首を伸ばすイメージを形だけでも真似してみましょう。イメージは大切です。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院