西荻窪の整体 木村均整院のブログ

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春は肝臓

2006年03月03日 | Weblog
 「春は曙」ではなく、東洋医学では「春は肝臓」ということをよくいいます。

 東洋医学の陰陽五行説では、季節によって「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の臓器が当てはめられます。昔、学校で習った時にはチンプンカンプンだったものが、今ではナルホドと思うことが多々あります。

 B型肝炎の方が5年くらい前から定期的に来院していただいていますが、その方は決まって春に調子が悪くなります。はじめて来院したのも春でした。

 肝臓の数値が悪く、初めて来院した時は肝硬変の一歩手前と言っていました。確かに肋骨の上から肝臓を触ると、硬くて弾力がなく、かなり悪いと感じました。その方は非常に真面目な方で、お酒は完全に止め、病院にもきちんと通い、食事も変えました。当院にも週1、2回定期的に来ていただきました。結果、2年後には血液の検査結果が全て正常値に収まるまでになりました。

 しかし、春になると身体がだるくなったり、眼がチカチカしたりするそうです。この「眼」というのも陰陽五行説では「肝」に当たります。

 眼の疲れ、イライラする、アレルギー、右肩の凝り、便秘、痔、不眠、等は、肝の乱れから来ることが多くあります。そういう方が多くなる季節になってきました。
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