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芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

9月定例会/一般質問

2013年09月16日 | インポート
芽室町議会の一般質問は、9月17、18日。
わたしは3項目を通告しました。質問項目は以下のとおりです。

ひとつは「子育て支援センターの施設環境の改善について」
子育て支援センターは、子育て中の親子が交流したり、専任の職員に育児相談などができる施設で、めむろてつなん保育所にあります。一般質問では、冷房設備がないことやおもちゃなどの設備についてやセンターの場所のこと、法的な整備について質問します。

ふたつめは「敬老祝金贈呈基準の見直しについて」
厚生労働省は今年7月に2010年の市区町村別平均寿命の調査結果を発表しました。芽室町は男性80.3歳、女性85.9歳となり、5年前の調査よりも男女とも伸びていることがわかりました。
芽室町では「芽室敬老祝金贈呈条例」にもとづいて敬老祝金を支出しています。平均寿命を大きく上回る77歳の方にも支給していますが、町の考え方を聞きます。

最後は「公民館の物品販売について」
公民館は営利を目的とする使用は公民館法の規程により禁止されています。しかし調べていくと自治体によって少しずつ解釈が異なって運営されています。芽室町では物品の販売をどう対応しているのか、を質問します。

わたしの一般質問は9月17日で、2番目となります。

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今日は小出裕章さん(京都大学原子炉実験所教授)の講演会「被爆の時代を生きる」が新得町であり拝聴してきました。昨日から行なわれている「空想の森映画祭」の一環です。新得町の公民館ホールはほぼ満席。

原爆実験の歴史が語られる時、いつも思い出すのはあの白いきれいな船、第五福竜丸。
わたしがこの船に出会ったのは、たしか学生の頃。
とても暑い夏の日で夢の島のプールに出かけた帰りに、偶然展示館をみつけたのでした。

パネルを読んでいくにつれ、なにが展示してあるのかがようやく理解でき、誰もいない展示館で船に起こった出来事を想像して涙ぐんでいました。
学生とはいえ、なにも知らなすぎた自分をすごく恥じました。
ビキニ環礁でアメリカが原爆実験をしたこと、なにも知らされていなかった第五福竜丸は被爆して、無線長の久保山さんが放射能を浴びて死亡したこと、その後の乗組員たちのこと…

その後、福島第1原発の事故が流れるたび、第五福竜丸の姿と震えるような衝撃が思い出されます。

だから今日の講演を聞いて、母として、大人として、被爆からこどもたちや若い人たちを守りたいと強く思い、できることをしようとあらためて思ったのでした。