芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

9月議会閉会、そしてお別れ

2015年09月25日 | 議会/委員会
9月議会は昨日閉会しました。
決算審査もあり、たしかに9月議会は重い議会ですが、それ以上に長く感じた議会でした。

「芽室消防団条例」は修正案が賛成多数で可決しました。
わたしは原案について賛成の立場で討論を行いました。
討論では予算を伴う条例だからこそ扱いは慎重に、責任が伴うこと、来春から芽室消防団の運営が滞ることないようにすることを述べました。
修正案に反対であったとしても、議会の議決は議員の意思とは別ものです。
報酬金額を服務削除した条項について、議会はどう考え、どこに着地点を見出すのか、
責任の重さを深く感じた案件でした。

議会として執行機関の対応を明らかにすることはもちろんですが、議会の動きも町民にわかるよう伝えていく必要がありますね。

さて、今日はある知人がこの町から離れる日。
訳あってこうした残念な結果になりましたが、彼女の未来がこれからも明るく輝くものであってほしいと心から願います。
今までほんとうにありがとうございました。
どうぞお元気で。


お彼岸の中日、おはぎを作りました

2015年09月23日 | 議会/委員会
お彼岸のお中日。
小豆を炊いて、おはぎを作りました。
おはぎ作りはそれほど経験がなくて、義母に教えてもらいながら試行錯誤してます。
いつかちゃっちゃっと作れるようになりたいなぁ
これからお寺に行ってお参りをしてきます。

先日の消防団条例について書きましたが、説明が不足していました。
補足します。

今回町が提案した条例には、報酬についても規定しています。(第12条)
報酬金額については、西十勝消防組合消防団条例に規定された金額と同じ金額となっていることから20年以上報酬が変わらずにきたこと、消防団員の処遇改善を求める総務省からの通達を反映して金額を定めるべきだという議員の意見が出されました。

委員会では「すべて階級に当てはまるわけではないが、総務省通達が求める単価が下回っている階級については運営費等と合わせて見直しをしていく」と担当課長の答弁がありましたが、それを不服とする議員が修正案を提出しました。

わたしの考えは先日書いた内容のとおりです。
明日は9月議会最終日、この条例についても委員会から本会議に戻され、審議します。


シルバーウィーク後半はお天気にも恵まれ、気持ちのよい秋晴れが続いています。
今年は遠出はせず、高校野球の新人戦を観戦したり、遠くの友人に手紙を書いたり、
家の片付けをしたりと過ごしています。

連休最終日、今日も穏やかな一日を過ごせますように。


「芽室消防団条例」修正案には反対します

2015年09月19日 | 議会/委員会
15,16日と一般質問が行われ、11人の議員が登壇しました。
わたしの質問内容については後日通信にてお知らせいたします。
昨夜は安保法案審議をネット中継でみていました。いろんな思いが込み上げましたが、戦争に参加する国にしてはならないです。

シルバーウィークが始まりましたが、連休が明ければ9月議会も最終日です。
今日は9月議会初日に提案された「芽室消防団条例」について書きたいと思います。
この条例は、本会議で提案説明、質疑を経て、総務経済常任委員会に付託されました。
9月10、11日と総務課長、消防署長の出席を求め、委員会審査をしてきましたが、11日に3名の委員から修正案が提出されました。
自由討議を経て、挙手による採決の結果「修正案を可決すべきもの」と委員会は結論を出しました。(わたしは原案に賛成)

そもそも「芽室消防団条例」は、とかち広域消防事務組合の設立に伴い、これまで西十勝消防組合に属していた芽室消防団の事務を芽室町で行うことを目的に制定されるものです。消防団員の身分は非常勤の特別職地方公務員、災害現場で危険な活動に従事することから公務災害補償を受けるため北海道市町村総合事務組合に加入する必要があります。その要件となっているのが「北海道市町村総合事務組合規約」と「芽室消防団条例」の制定です。
すでに「北海道市町村総合事務組合規約」の変更については、9月議会初日に提案され、本会議場で審議し全会一致で可決しています。

さて、委員会で可決した「芽室消防団条例」修正案ですが、修正案では設置条項である第1条および第2条のみで原案にあった第3条以下の条文は削除されています。

しかし、「消防組織法」第23条では「消防団員に関する任用、給与、分限及び懲戒、服務その他身分扱いに関しては、この法律に定めるものを除くほか、常勤の消防団員については地方公務員法の定めるところにより、非常勤の消防団員については条例で定める」とあります。北海道事務組合加入条件を満たすため、ということですが、この修正案では消防団員の身分等を条例で定めるよう求めている要件を満たしていません。

今回「消防団との協議が十分ではない」「消防団員の報酬が十分ではない」という理由から修正案が提出されましたが、町と消防団とは「平成28年4月1日から芽室町に移管する消防団の事務等をすすめていくため条例を提案する」という共通認識にたって進んできました。総務経済常任委員会においては「整理しなくてはならない運営費等の課題と併せ、総務省からの通達を十分に踏まえた報酬のあり方に取り組んでいる」と総務課長から答弁もありました。

平成26年12月議会初日に「とかち広域消防事務組合の設立」について議会は可決しています。消防団の公務災害補償に関しては総務大臣の認可が必要なことから9月議会での条例提案は適正だと考えるし、報酬についての方向も示されており、法に基づく消防団員の身分を条例で定めている原案でよいとわたしは考えます。

修正案が委員会で「可決すべきもの」とされたことについて「これでほんとうに大丈夫なのか」という団員の不安な声も聞こえてきています。
修正案を可決成立した後のこと(削除した条項についてどうするのか)について修正案を提出した議員としてどのように責任を果たされる考えなのか、わたしにはわかりませんが、落ち着いて考えれば考えるほど、疑問が浮かび、頭の中をめぐっています。
なによりも来年4月からの芽室町消防団の運営が滞ることがあってはなりません。

最終日である24日は、修正案について反対討論を行うつもりで準備をしています。

一般質問の通告書をめぐって

2015年09月05日 | 議会/委員会
昨日一般質問の通告をしましたが、通告書をめぐってこんなことがありました。

昨日の午前中、わたしは事務局長に通告書を提出しました。
受付印を押したコピーを受け取り、用事を済ませて帰宅すると議会事務局からFAXが届いていました。
FAXは議案として整理された通告書で「多少修文しました。よろしいでしょうか」と書かれており、内容を読むとわたしが提出した通告書のタイトルや本文の文末が書き換えられていました。

以前から提出した通告書に事務局職員が手をいれる(書き換える)ことがされていて、「なんで事務局職員が議員の書いた通告書を書き換えるの?」と複雑な思いありましたが、飲み込んでばかりの思いは、ストレスとなって心に溜まります。
FAXの文面をみて、もう我慢の限界、はっきり言おうと決めました。

修文は頼んでいないのでしないで、タイトルも本文の文末もそのままにして、と今回はじめて事務局職員に意思表示をしたのです。
返事が返ってこないので(尋ねてきたのは職員で、それに対して返信をしました。なのに返事がないのは失礼だと思います)、どうなったの?と思っていたら、本日午前中の議運終了後にFAXが届きました。
さっそく内容を確認したら通告書通り、原文が記載されていました。


「芽室町議会会議条例」第62条の3で、
「質問者は、議長の定めた期間内に、議長にその要旨を文書で通告しなければならない」としています。

「通告書は議長へ提出」については、議長の命をうけて議会事務局長が通告書を受け取っています。
しかし、通告書の内容を事務局職員の判断で、書き換えることまでは許されていません。通告書の内容を書き換えることは、本人以外の誰もできないはずです。

芽室町議会は議会改革全国NO.1の議会。
著名な先生方から日頃の活動を評価していただいたことは大変名誉なことだと思います。
この名誉に恥じないよう、一般質問の通告書の扱いも全国1であってほしいものです。



9月議会一般質問を通告しました

2015年09月03日 | 議会/委員会
9月議会が昨日開会しました。
今日は一般質問の通告日でしたので、文面を整えて提出しました。
質問の順番は通告順なので、一番を狙っている議員さんたちは朝早くから
事務局職員がくるのを待っているそうです。
順番には年齢も期数も関係ないので、仁義なき戦いのよう・・・

わたしは10時半ごろに提出したのですが、9番目でした。
2日目(9月16日)の3人目だそうです。
今回の一般質問はなんと11人が登壇するそうです。(議員は全部で16人です)
どんなテーマや質問内容が出てくるのでしょうか。
一般質問では、議員がなにを政策課題としているのか、とか
議員の姿勢や考え方がダイレクトにわかります。
ぜひ傍聴にいらしてください。
一般質問は9月15、16日の午前9時30分からです。

以下、わたしの質問です。

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1「放課後の子どもの居場所拠点である子どもセンター運営の充実について」

放課後の子どもの居場所づくりとして、平成24年に児童館と児童クラブを併設した西子どもセンターが開設した。芽室小学校区においては、児童クラブ2箇所、児童館1箇所を配置し、対応してきたが、平成28年3月に芽小区子どもセンターの開設が予定されている。そこで、放課後子どもの居場所拠点である子どもセンターの現状と今後のあり方について町の考えを伺う。

1) 小学校が終わってから保護者が帰宅するまでの時間を過ごす場所として、放課後児童クラブや児童館の必要性が高まっている。町は子どもセンターと小学校との連携をどのように認識しているか。
2) 国は児童クラブの全国的な質の確保にむけて「放課後児童クラブ運営指針」を策定し、平成27年4月1日から適用を開始した。本町の子育て支援施策は「芽室町障がい者および障がい児の自立支援に関する条例」に基づき、発達支援システムと連動し、各事業が実施されている。「放課後児童クラブ運営指針」や発達支援システム、児童館の機能や児童クラブの特性を踏まえた子どもセンター運営指針を作成すべきと考えるが、町の認識はどうのようか。


2「子どもセンター施設の利用を地域住民に拡大せよ」

子どもセンターは、国と道から児童厚生施設整備事業補助金を受けて建設された施設である。「芽室町子どもセンター設置条例」第5条では、子どもセンターの使用者を「児童、児童の健全育成を目的として組織された団体、子育て支援を目的として組織された団体」と規定している。子どもセンターは「ふれあいの居場所ゾーン整備構想」で、ゾーンでの中心的役割を担う施設である。西小学校付近は子どもセンターに隣接する高齢者施設の利用者とのふれあいや地域との異世代交流を図るゾーン、芽室小学校は障がい者を支えるコミュニティ形成を図るゾーンと位置づけている。
 町は「公共施設総合管理計画」策定にむけた検討を進めており、
公共施設の新たな利用のしかたについても検討していると聞く。そこで、子どもセンター施設の有効利用について、町の考えを問う。

1)子どもセンターと地域住民とのかかわりをどう認識しているか。
2)西小学校区、芽室小学校区に子どもセンターが整備される。今後ふれあいの居場所ゾーン構想をどのように具体化していくのか。
3)子どもセンター施設の午前中等の利用を地域住民が利用できるよう拡大する考えはないか。


3「障がい者の就労・雇用支援と今後のまちづくりについて」

本町では、乳幼児から就労まで継続した支援を行う発達支援システムを構築し、ライフステージに応じた支援の提供を行っている。課題であった就労支援については、これまで就労継続支援B型事業所と就労移行支援施設の2箇所であったが、平成25年に就労継続支援A型事業所が開設し、福祉的就労の場が拡大した。事業所には全国から視察が相次いでいると聞いているが、障がい者就労支援の現状と今後の支援について、質問する。
1)「芽室町障がい者福祉計画」では、「福祉的就労事業所との連携により、工業団地内における一般就労定着支援を促進する」とあるが、福祉的就労事業所の誘致はいつ、どのように実現されるのか。
2)東工業団地における障がい者雇用の現状はどのようか。
現状把握をするために調査を行う考えはあるか。
3)一般就労へ向けた就労支援体制はどのように構築されるのか。
4)「芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略」は現在パブリックコメント期間中であるが、障がい者雇用と定住対策はどのように具体化し、今後どのようなまちづくりを展望するのか。

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