VHSビデオテープなどの記録媒体には寿命があってデジタル化しないとその記録が失われてしまうという新聞記事が出ていた。つい先日、大阪千里万博の8ミリ映像のことを書いたが、当方では今でもタンスの中でそのフィルムを大切に保存していて再生可能の状態にある。1970年の頃はまだビデオカメラはなく専らフィルムによる映像であってそのフィルムをデジタル化が盛んに叫ばれた。肝心の再生する映写機の電球が切れていてしかも生産終了ということで永らくお蔵入りしていたが、違う機種の電球はまだ市場にあるということで息子に頼んでネットで購入することができた。
フィルムはきちんと湿気などの対策をすればもつようで55年前の映像が今でもはっきり再生できる。一般家庭でも保存状態がよければかなりの年数を経ても劣化は防げるようでNHKなどは膨大な記録を保存しているので逐次デジタル化はされていると思うが、あのでかいリールに巻き付けられているフィルムの保存もある意味で重要である。しかしながら場所をとるのでデジタル化してコンパクトにして保存すればより多くの媒体が永く保存できるものと思う。
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