こころの宝物

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『はだしのゲン』について私なりに思うこと

2013-08-22 11:17:14 | こころの宝物
昨日メルマガで『はだしのゲン』のことに触れたら
「あの作品はひどいんだよ」とお知らせくださる方が
複数いらっしゃったので、こんなふうにお返事を差し上げました。
最後に書いているとおり、次のメルマガに載せようかなと思ったんだけど
次はだいぶ先だから、違うことが書きたくなるだろうし
すぐのほうがいいかなと思ったので
とりあえず、ここにあげておくことにしました。

(一つ前の記事にメルマガの内容は載せています)

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『はだしのゲン』の中には間違った記述も多くあるようですね。
皆さまにメルマガをお届けした後で
そのあたりのことを書かれてるブログなどを読ませていただき
いろいろと考え、他の投稿には以下の記述を書き加えたりしました。

『内容については、ありえない虐殺のことや天皇陛下も裁判に、など
 ?なところもたくさんあって「左寄り」ということも聞く作品ですが
 私が読んだのは小学生の頃だったので
 正直、そういった内容についてはまったく憶えていません。』

これが、ほんとうに偽らざるところで、実際、私の心に強く残っているのは
戦争、原爆の見るのもつらい描写であったり、
幼くして家族を悲惨なかたちで失うことの悲しみ苦しみであったり
「軍が先頭に立つ世の中は良くない」ということが言われていたところ
「世界中みんな仲良くするのがいちばんいい」ということなどで
そういったことを読書感想文に書いた記憶があります。

それは、当時両親が話し相手になってくれたりして
そういう結論に持って行ってくれたのかもしれませんね。
こういった当時の私がこの作品から受け取ったメッセージから
昨日のメルマガの記事となったこと、ご理解いただけましたら幸いです。

したがって、○○○さんのお知らせくださった
『はだしのゲン』に書いてあるであろう多くの間違いについての問題
またそれが意図的であったかどうかという問題
さらに、それをプロパガンダに使おうとしている勢力があるという問題は
今回のメルマガの趣旨とは違ったことになるかもしれません。

今読む場合には、また違うところがたくさん気になるのだろうと思います。
日本軍に関する間違った情報のシーンがあれば
少しは分かると思うので
きっと、とても辛い気持ちになるだろうなと思います。
今回の騒動がきっかけになり
そういったことが俎上にあがってきているのだとしたら
逆に、皆でそれを考えることになり良い結果になるかもしれませんね。

ただ、そのときに気をつけなければと私なりに思っているのは
その間違いや、先方(しかも一部だと私は思う)の言葉による攻撃、
あるいは政治的な攻略に乗って
私たち日本の民、「わ」の民が同じように攻撃の心をもつことを
この国のために命をかけてくださった多くのご先祖様、その尊い御魂は
決して望んでいらっしゃらないだろうということです。

どうあったとしても、本来は戦争などしたくはなかったと
たくさんの方がおっしゃっています。
私は特攻隊の皆さまのメッセージを朗読する機会などもいただいているので
そこだけは間違いないと思うのです。
朝鮮において、現地の子どもたちと遊んだりしている
日本軍の皆さんの笑顔の写真を見たことがあります。
けれど、それと同時にその方達も、戦争ゆえに銃でもって人を撃ったはず、
撃たれた側にはご家族もあったはず
双方いったいどれほどお辛かったろうと思うと胸が張り裂けそうになります。

だからこそ、そこまでしてその後、いのちをいただいた私たちは
たとえ私にできることは小さかったとしても
きちんと真実をとらえながら、攻撃に逃げず戦争ではない手段で、
「和」をもってまったく新しい時代をつくっていくという
意識だけは常に持っていたいと思うのです。

こういったことを考えさせていただくきっかけをいただき、心より感謝いたします。
素直に思うままに書き連ねましたので、まとまりなく申し訳ありません。
誤解なきように次のメルマガにでも、このこと少し触れさせていただきますね。

感謝をこめて。

山内 尚子 拝


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