こころの宝物

「きれい・ねっと」の本づくりのこと
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あなたのこころにも宝物が増えますように…

車にまつわるエトセトラ

2009-04-14 22:45:06 | つれづれ
今、私が乗っている車は深いグリーンのプレオという軽四です。

そして、父が乗っているのはイプサム、これも深いグリーン。


私にとって、ほんとうに想い出深い車たちで
ずいぶん長くお世話になっているのですが
この二台を急な事情で、
同時に手放し、新車に乗り換えることになりました。


イプサムはもともと主人の車だったのを
父が譲り受けてくれたもの。

結婚前にファミリーカータイプのイプサムを買った主人は
いつ結婚なんだ、相手は誰なんだと、
ずいぶん冷やかされたそうです。

実際、運転がとても上手な彼には必要のない
フロントセンサーをつけていたのは
私が運転するのを想定してのこと。
それはもう、プロポーズのようなものでした。

二人でどれたけ四国と本州を往復したことか
その回数分の思い出が、この車にはつまっています。


プレオは、主人が亡くなってすぐに
母子二人暮らしに、大きな車では困るだろうからと
高知の友人夫婦が奔走して、たった一日で用意してくれたもの。

あの頃、必要以上に気丈にふるまう私のことを
温かく見守ってくれた友人たちの優しさが
この車にはつまっています。

たつきと一緒に、いろんなところに出かけました。
そのたびに、どれだけたくさん笑ったことでしょう。

辛いとき
この車の中で、何度泣いたことでしょう。


淡々と話を進めてはいるけれど
いろんな想いが心の中をかけめぐっています。


二台の車にまつわるエトセトラ

それだけで一冊書けてしまいそうなくらい
たくさんの想い出があるのです。


お疲れさま


ありがとね


時間ができたら餞に、
エッセイのひとつも書いてみようかなと想っています。


お読みくださって、ありがとうございました

山内 尚子 拝