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こころの宝物

「きれい・ねっと」の本づくりのこと
「なおちゃん流ホ・オポノポノ」のこと
あなたのこころにも宝物が増えますように…

『はだしのゲン』について私なりに思うこと

2013-08-22 11:17:14 | こころの宝物
昨日メルマガで『はだしのゲン』のことに触れたら
「あの作品はひどいんだよ」とお知らせくださる方が
複数いらっしゃったので、こんなふうにお返事を差し上げました。
最後に書いているとおり、次のメルマガに載せようかなと思ったんだけど
次はだいぶ先だから、違うことが書きたくなるだろうし
すぐのほうがいいかなと思ったので
とりあえず、ここにあげておくことにしました。

(一つ前の記事にメルマガの内容は載せています)

***************************

『はだしのゲン』の中には間違った記述も多くあるようですね。
皆さまにメルマガをお届けした後で
そのあたりのことを書かれてるブログなどを読ませていただき
いろいろと考え、他の投稿には以下の記述を書き加えたりしました。

『内容については、ありえない虐殺のことや天皇陛下も裁判に、など
 ?なところもたくさんあって「左寄り」ということも聞く作品ですが
 私が読んだのは小学生の頃だったので
 正直、そういった内容についてはまったく憶えていません。』

これが、ほんとうに偽らざるところで、実際、私の心に強く残っているのは
戦争、原爆の見るのもつらい描写であったり、
幼くして家族を悲惨なかたちで失うことの悲しみ苦しみであったり
「軍が先頭に立つ世の中は良くない」ということが言われていたところ
「世界中みんな仲良くするのがいちばんいい」ということなどで
そういったことを読書感想文に書いた記憶があります。

それは、当時両親が話し相手になってくれたりして
そういう結論に持って行ってくれたのかもしれませんね。
こういった当時の私がこの作品から受け取ったメッセージから
昨日のメルマガの記事となったこと、ご理解いただけましたら幸いです。

したがって、○○○さんのお知らせくださった
『はだしのゲン』に書いてあるであろう多くの間違いについての問題
またそれが意図的であったかどうかという問題
さらに、それをプロパガンダに使おうとしている勢力があるという問題は
今回のメルマガの趣旨とは違ったことになるかもしれません。

今読む場合には、また違うところがたくさん気になるのだろうと思います。
日本軍に関する間違った情報のシーンがあれば
少しは分かると思うので
きっと、とても辛い気持ちになるだろうなと思います。
今回の騒動がきっかけになり
そういったことが俎上にあがってきているのだとしたら
逆に、皆でそれを考えることになり良い結果になるかもしれませんね。

ただ、そのときに気をつけなければと私なりに思っているのは
その間違いや、先方(しかも一部だと私は思う)の言葉による攻撃、
あるいは政治的な攻略に乗って
私たち日本の民、「わ」の民が同じように攻撃の心をもつことを
この国のために命をかけてくださった多くのご先祖様、その尊い御魂は
決して望んでいらっしゃらないだろうということです。

どうあったとしても、本来は戦争などしたくはなかったと
たくさんの方がおっしゃっています。
私は特攻隊の皆さまのメッセージを朗読する機会などもいただいているので
そこだけは間違いないと思うのです。
朝鮮において、現地の子どもたちと遊んだりしている
日本軍の皆さんの笑顔の写真を見たことがあります。
けれど、それと同時にその方達も、戦争ゆえに銃でもって人を撃ったはず、
撃たれた側にはご家族もあったはず
双方いったいどれほどお辛かったろうと思うと胸が張り裂けそうになります。

だからこそ、そこまでしてその後、いのちをいただいた私たちは
たとえ私にできることは小さかったとしても
きちんと真実をとらえながら、攻撃に逃げず戦争ではない手段で、
「和」をもってまったく新しい時代をつくっていくという
意識だけは常に持っていたいと思うのです。

こういったことを考えさせていただくきっかけをいただき、心より感謝いたします。
素直に思うままに書き連ねましたので、まとまりなく申し訳ありません。
誤解なきように次のメルマガにでも、このこと少し触れさせていただきますね。

感謝をこめて。

山内 尚子 拝

24日(土)『マトリックス&クリーニングの真実』名古屋講演会です♪

2013-08-21 16:28:19 | こころの宝物
イベントのお知らせメルマガをお届けしようと思ったら
いつものように前置きが長くなってしまいました……とほほ。

そのままコピペしますが
いちばん言いたいのは、名古屋講演会です。
いや…そうでもない……かなあ。
いずれにしても、ご案内がすごく下のほうなので、
詳細をあげておきますので、ぜひいらしてくださいね♪

☆名古屋☆
『マトリックスの真実』『クリーニングの真実』出版記念
   佐々木重人・船井勝仁・山内尚子講演会
 8月24日(土)13:30~16:30(13:00開場)
 参加費 一般3,500円 各種会員3,000円
 会場 名古屋国際センター第三研修室
  http://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/nicnews/aramashi/nicaccess

◆ お問合せ・お申込み ◇ 新日本文芸協会きれい・ねっと ◆

お申込みは下記いずれかまでお名前・参加人数・ご連絡先をお知らせください。
Mail : kileinet@gmail.com TEL : 079-285-2215 FAX : 079-222-3866
お急ぎの場合 090-3840-7661(山内)まで。
なお、参加費お支払いは当日受付にてお願いいたします。


あ、それから月2回ほど発行しているメルマガ登録ご希望の方は
kileishop@yahoo.co.jpまで
メルマガ希望のメールをくださいましたら登録いたしますので
お気軽にお知らせくださいね~♪


☆新日本文芸協会きれい・ねっと通信☆(2013.08.21)

ご縁をいただいている皆さまへ

こんにちは。皆さまお変わりなくお過ごしですか。
新日本文芸協会きれい・ねっとの山内尚子です。
こちら兵庫県ではセミの鳴き声がすこし変わった気がしますが、
皆さまの地域はいかがでしょうか。

☆新日本文芸協会きれい・ねっと通信☆と名前をつけてから
今回は二回目のお届けになるのですが
どうも私はお月様の動きとともにこの通信を出したくなるようで
前回は新月の日でしたし、今日はなんと満月です。
すこしびっくりしつつのお届けです。

さて、最近、広島の原爆のことがメインに描かれている
マンガ『はだしのゲン』の閲覧規制のことがよく話題になっていますね。
描写の過激さから、ある自治体の図書館が貸し出しを規制しているのだとか。

読者の皆さまは『はだしのゲン』、読まれたことがありますでしょうか?
中岡ゲンという少年の物語は、作者中沢啓治さんの自伝的な作品ですが
実は件の過激とされている描写も、実際よりは抑えたものだと言われています。

私自身はマンガではなくて、汐文社刊行の児童向け小説版を読んだのが
出会いだったように記憶しています。(すでに絶版しているようですが)
読書感想文の題材として読んだのに、
怖くて何日も眠れなかったのをよく憶えています。
マンガはもうすこし大きくなってから読みましたが、
その壮絶で心を突き刺すような筆致に、やはり怖くて眠れなくなったものです。
(でも、ただ悲惨なだけじゃないんですよ)

「戦争」という、どんな事情があっても起こしてはならない事態を
その「恐怖」を知らせることで抑止するというのは
意図を誤れば、さらに恐怖心や攻撃の心を生み出しかねませんし
ただ恐ろしい描写ばかりをクローズアップしていては
フィクションの暴力や戦争の映像と同じになってしまうでしょう。

大切なのは、なんのためにこれを伝え、残していくのか
言外に伝わるその真意ではないかと、私は思います。
まだ真意の理解が難しい子供たちが読むときには、
「見せない」ことよりもむしろ、隣りで涙を拭い、語らい、
抱きしめる存在があることこそ、必要なことのように思います。

そういった意味で、この度悩みに悩んだ末にお手伝いを決めた作品が
東日本大震災のときの福島の漁師さんたちの実話をもとにつくられた
『命のつぎに大事なもの』という小編です。
何人もの漁師さんから話を聞き、真実のみをまとめてくださった
著者の村上美保子さんもまた、津波でご自身の家財すべてを失われているなか
各地にボランティアで赴き、津波の体験を語っていらっしゃいます。

多くの大切な生命やものを失った、
そのときのどうしようもない苦しみや悲しみは
語る者にとって、決して思い出したいものではありません。
それをあえて繰り返し言葉にするのはなぜなのか。

もう、こんな想いは、誰ひとりしてほしくない……。

私は、この衝動に突き動かされるような想いは、個人の願いというよりも
私たち人類としてのひとつの大きな
「意志」のようなものではないかと思っています。
そして、この「意志」をキャッチする心をもって、これらの言葉に触れるとき
私たちはその方々の体験を魂で追体験し、
それぞれの魂の必要な部分を涙でもって浄化、
クリーニングするのではないかと思うのです。

私はこの小編を、冊子化とともに、朗読というかたちで
皆さまにお伝えしていこうと思っています。
軽い気持ちで声にできるものでは決してありませんが
一人ずつで読むだけでなく、多くの方に声の振動でお伝えすることで
共振・共感の体験をしていただけたらと思っています。

その最初の場となるのが、24日(土)の名古屋講演会です。
こぢんまりした会ですので、佐々木重人さん船井勝仁さんとも
じっくりとお話ができるかと思います。
佐々木さんはザ・フナイで書かれていた
新しい活動をついに始動されるので、お話に深みが増すことと思います。

詳細は以下のとおりです。
まだお席ございますので、よろしければぜひご一緒しましょうね。

☆名古屋☆
『マトリックスの真実』『クリーニングの真実』出版記念
   佐々木重人・船井勝仁・山内尚子講演会
 8月24日(土)13:30~16:30(13:00開場)
 参加費 一般3,500円 各種会員3,000円
 会場 名古屋国際センター第三研修室
  http://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/nicnews/aramashi/nicaccess

◆ お問合せ・お申込み ◇ 新日本文芸協会きれい・ねっと ◆

お申込みは下記いずれかまでお名前・参加人数・ご連絡先をお知らせください。
Mail : kileinet@gmail.com TEL : 079-285-2215 FAX : 079-222-3866
お急ぎの場合 090-3840-7661(山内)まで。
なお、参加費お支払いは当日受付にてお願いいたします。


それでは、まだまだ暑さの厳しい日々が続くと思いますが
皆さまどうぞご自愛くださいまして、輝く夏をお楽しみくださいますように。

最後までお読みくださって、ありがとうございました。

感謝をこめて。

山内 尚子 拝

追伸

俺は忘れねぇ
忘れてはなんねぇと思っているんだ。
命のつぎに大事なものを、俺は間違った。
東日本大震災、あの日、福島、
あなたにも忘れてほしくない、釣師浜の漁師たちの心の叫び

『命のつぎに大事なもの』は
300円の小冊子として9月11日発刊予定です。
ご要望がありましたので、ネットショップにご予約画面をつくっていますが
発売開始及びお届けは、9月となりますことをご了承くださいませ。

なおちゃんが変わった理由

2013-08-07 20:45:42 | こころの宝物
8月3日、東京での『クリーニングの真実』出版記念講演会
たくさんの方にご参加いただき、心よりありがとうございました。
フロンティアショップさんにもご感想が届いているし
私のところにもお手紙でご感想をいただいたりしていて
とても嬉しく思っています。
心よりありがとうございます。

それにしても、私が急にお話しすることにした地球の変化のことが
川田先生のお話の内容とリンクするところがあったのには
ほんとうに驚きました。

『クリーニングの真実』を書き終えたあたりから
「なおちゃん変わったね」と、たぶん良い意味で(だよね?!)
会う人会う人に言っていただくのですが
この日も、なんだかたくさん言っていただきました。
私は褒められ慣れていないもので、恥ずかしくって仕方ありません。

実際、私自身が良くなったのではまったくなくて
お話をサポートしてくださるご参加の三次元の皆さまと
目に見えない皆さまの存在あってのことだと、本当に思います。
そう心底思えるようになったことが
皆さまの目に「なおちゃん変わったね」と映るのかもしれませんね。


ともあれ、今回はそんな「なおちゃん」になってから
初めてお話や朗読をさせていただきました。

特に311のときの実話にもとづく漁師さんのお話の朗読については、
心の中に、美しかった釣師の浜と
瓦礫の山と化していた同じ場所を思い浮かべながら
それを息に、声に乗せるつもりで読ませていただきました。

きっと漁師さんは、とてもすばらしいお仕事をされ
また、ご家族を大切になさって
人生を送ってこられたのだと思います。
そして、奥様はきっとご主人に対する感謝の想いを持ちながら
魂のふるさとへと帰られただろうと思います。
そしてだからこそ、このお話は皆さまの魂に響くのだろうと思うのです。


私がこのお話から受け取ったものとは違うものを
皆さまは受け取られるのだろうと思います。
実は私の中には伝えたいことというのが明確にあるのではなくて
たぶん、今を生きるどなたさまの魂にとっても
必要な部分があり、響く部分があるお話なんだろう
クリーニングになるのだろうと
直感したから読ませていただいたのです。

これから何回も読んでいくことになるだろうな、という感覚はありました。
私の身体の中をかけめぐるような
ものすごいエネルギーの流れが起こるのが分かるし
昔の私なら倒れてしまっていただろうと思うのですが
それができたのも、さまざまなサポートあってのことだと思っています。

8月24日午後の名古屋、8月31日午後の大阪
9月12日夜の大阪と、さまざまな場所に伺いますが
時間がいただけるところでは、この朗読をさせていただこうと思っています。
「変わった」なおちゃんを見物がてら、ぜひ遊びにいらしてくださいね。
(詳細はネットショップ左のバー中央「☆イベント情報☆」をクリック♪
 ただし、8月31日の川田・はせくらコラボ講演会は
 あと4名さまで108名満席となりますこと、ご了承くださいませ)


さて、今日、川田薫先生とそんなことをお話ししていたら
先生がこんなことをおっしゃいました。

あの朗読も同じなんだけれども
『クリーニングの真実』という本はおそろしい本でね。
読み終わってすぐには、なんにも分からないんですよ。
涙も出るし感動もするし、納得もするんだけど、そういった
書いてある情報の問題だけじゃないということね。

しばらくするとじわーっとくるわけ。

この「じわーっ」というの、
感動とか、キラキラしたものではないことはすぐに分かりました。

先生、それってキツイですよね。
見なきゃいけない部分が出てくるっていう意味ですよね。

そうそう、だから恐ろしいんだけどね。
だけど、みんなクリーニングしたいわけだから
だったら読まなくちゃいけないわけ。


私の場合は、この本を書いている途中
高野山で空海さまにご縁をいただいた数日後に
信じられないくらいのひどい腹痛に襲われ
病院に行ってみたら子宮筋腫が見つかって
ある位置が悪いのでということで、切除手術を受けることになりました。
あまりの辛さに、それが物質化してしまったのかもしれません。

まあ、そこまでひどい事態になる人は少ないと思いますが
すこし荒療治的なところはあるのかもしれません。

心の奥に目を背けてきた問題がある場合には
えぐり出されるような心の状態や、実際の出来事に遭遇してしまうかも
というか、実際にそんなことが起こっている人も、
すでにいらっしゃるようです。

そんなつもりはなかったんだけれど
そんな本に仕上がっちゃったみたいですね……。

なんだか、ごめんなさい。


でもね。

どんなに辛くても、超えられないことはないんです。

そして、きっとその先にあるんです。

正しいじゃなくて楽しいを選んで生きることや
愛のエネルギーを感じる心地よさ
あまねくすべてのいのちがつながる本当の悟り、空の世界。


きれいな言い方なら浄化とかデトックス。
でも破壊というか、崩壊というか
そういう大掛かりなことが、今は必要な時期なのかもしれません。

自然、地球もそんな様子ですものね。


私は、それぞれの価値観を超えて認め合い
みんなが愛のエネルギーでつながって
楽しく生きていける世界を生きたいと、心から思っているし
それは実現できると信じています。

でもそのためには、
それぞれが自分自身で選択し、宣言しないといけない。
誰か偉い人に教わればいい、ついていけばいい時代は
もう終わったんだということ。

『クリーニングの真実』を書くことで
私は、あいかわらずのちびっこではあるけれど
そのために生きるということを宣言したんだろうな
だから、こんなに変化しているんだろうなと
遅ればせながら気付き始めている今日この頃です。


お願いごとのない七夕

2013-07-07 14:49:11 | こころの宝物
今朝、お仕事スタート、と思ってパソコンを開いたら、
7月14日のイベントお申込みのメールが入っていました。

そのメールを開いたら
最初にこんな言葉が添えられていました。

「貴社の書籍は、どれも感動するものばかりで世界が拡がります。
 7月14日のイベントを皆さんと一緒に楽しみたいと思います。」

わあ……。

涙が出てしまった。

七夕にお願いごと、贅沢なことに、もうないかもしれなーい!と
感じるほど嬉しかった、心からありがとうございます。


ここ最近「出版社として」とか「会社として」とか
いろいろ考えなきゃいけないのかなあ、
なんて思いかけていたのだけれども

いやいや、本筋は違う。

私は経営者になりたくて、成功したくて
ましてや「世の中を変える」というような大それた
そういう「熱い」感じで、本作りを始めたわけじゃないのです。


今、『クリーニングの真実』を書き終えたことで
「私の人生の体験」によって伝えられることは
いったん、伝え終わったという感覚があります。

最愛の家族を突然失うこと、
それくらいの出来事を本当の意味で乗り越えるということは
正直、並大抵のことではありません。

でも私は乗り越えなくちゃしかたないから乗り越えた。
それはもちろん、自分ひとりの力じゃなくて
たくさんの恵まれた状況の中で乗り越えられたんだと思っています。

でも、本当の意味では乗り越えられていない
その時点に自分を残したまま、過去に捕われたままで
「今」に生きられていない方が、
ご自身で気づく気づかないにかかわらず
たくさんたくさんいらっしゃる。

自分が乗り越えてみて分かったのは
乗り越えられない人は誰もいないということです。
乗り越え方さえ分かれば、誰でもどんなに苦しいことでも
自分に起こったことは自分で乗り越えられる。

「尚子さんの道のりを示すことが雛形になるから、書いてください」
と川田先生に言われて
自分が乗り越えてきた道のりを書きました。

書くうちに多くのことがまた見えたし
「愛」についても、漠然としていたものが言語化できた。

実は、輪廻転生を繰り返した人生も含め
乗り越えられなかった集積が「カルマ」
……正確には自分で集積させているものなんだということも
自分で集積させたんだから
自分で卒業できるということも、その方法も
言葉をなぞるだけでなく、実感として分かるようになりました。

「ほんとうはそういうものは一切存在しない」というのが
『マトリックスの真実』の見地なんだけど
その結論には、やっぱり急にはいたれない気がします。

そのとき一瞬はそうだと思うんだけれど
日常に戻れば、やっぱり世の中は不公平、
自分は自由だし全知全能だなんて信じられない。
(心奥では納得できてない人がほとんどだと思う)
その証拠に、そういった情報の本が売れ続けているんだと
私は思っています。

だって、自分がなんでも知ってるし、迷いもないなら
情報なんていらないもん。

ちなみに『マトリックスの真実』の著者の佐々木重人さんは、
その莫大な知識量から察するに
昔はものすごく本読まれて、猛烈に勉強されていたと思うのですが
現在は本なんて読まないし
自分の原稿チェックもしない、という勢いの方です。

私自身はどうかというと『クリーニングの真実』を書くことによって
『マトリックスの真実』に書かれていることが真実であることが
確信できたように思います。

先日、東京の講演会で、自分の経験のお話をしてみて思ったのは
ああ、このお話は『クリーニングの真実』を読んでもらえばいいなということ。
(えーっと、恥ずかしいけどぜひご一読いただけましたら幸いです)

そのうえで、川田薫先生とも
佐々木重人さんも、船井勝仁さんとも
「真実情報とか、生き方論とか経営論なんていう本とか講演会が必要なくなって、
 自分という生命の中に答えを見つけ出せるようになったら
 本当の意味で良い世の中の実現ですよね」とお話しするのです。
(もうちょっと過程の説明が必要でしょうけれど、すっとばすことご容赦ください)

そうすると、私の商売、上がったりですよね。
でも、そんなのいいじゃないですか。
何しようか、また考えたらいいだけだもの。

はあ、ちょっと話が戻ってきた……良かった。


「お金」を物ごとの中心、目標に据えると
人の能力には制限がかかるといいます。

今の全産業は、その制限の中から抜け出せていない。

お金を得るため、お金を得ることが幸せと考えると
方法は限定され固定されるから、情報や理論が必要になるし
それを多く得ることができて、うまく活用できる人が
どんどんお金を得ていく。
結果としてどうしても勝ち負けが生まれる。

さらに、世の中にとってほんとうに必要で良いもの
たとえばフリーエネルギーとかね。
そういったものが「お金」「利権」を守るために
その研究の芽を摘み取られたり。

出版業界の中でいえば
ほんとうに必要でお知らせしたい情報が
「売れる」ということに重点を置くがゆえに
内容を曲げ、タイトルを変えて書店に並ぶ……。

このスパイラルの果てが、今であり
その限界地点がきているのもまた、今なんだろうと思います。


私は、今目の前にある本をつくるという仕事で
そこを中心に考えるという構造から抜け出そうとしています。

いや、熱い想いからとか、大げさじゃなことじゃなくてね。

冒頭のようなご感想のいただける本作りを
というか、本作りにも固執するわけじゃなくて
子育ても含めて、そういう「仕事」を
具体的に一つひとつの物ごとの判断、行動、人生のすべてを
「愛」というエネルギーを中心にして
やっていこうと思っているということです。

ほんとうは地球、宇宙、すべての存在が
「愛」というエネルギーを中心に動いていて
それは真であり、美しく、調和が取れています。

私たちは自由であり、どのように生きることもできる。
善も悪もなく、ミクロには自由なんです。
でも最後には、マクロには必ず
その「愛」の大きなエネルギーに圧倒されます。

同調することを選ぶか
それとも、苦しみながら圧倒され、巻き込まれることを選ぶのか。

自由だけど、自由なんだけど
でも、私はすべての生命が尊重しあって
仲良くにこにこ笑顔で過ごしたい。

私は、簡単なこと、目の前のこと、少しずつでいいから
そういう選択をしませんかーとお伝えすることで
「愛」を中心に動きたい皆さんの渦がひろがっていくと嬉しいなと思いながら
活動を続けていきます。

「熱く」じゃない、といったら叱られるかもしれないけれど
熱くなると、ともすれば攻撃になる、強制になると思うのです。
それは「愛」のエネルギー
大きさ強さ厳しさ、そして果てしない豊かさ優しさとは違うから。

そして、その一人ひとりの小さな変革が
結果として、世の中を変える大きな渦となると
本気で思っているのです。


…と、そういう想いを持ちながら
毎日、地味に原稿に取り組み、紙がどうだ色がなんだとやっていることを
わが愛する息子を筆頭に、必要だと感じてくださる皆さま
そして新日本文芸協会きれい・ねっとでご本を著したり、読んでくださる皆さまに
伝えることが大切よね、伝えたいよね……

っていうか、もう伝わり始めているんだよね。

あとはもう、お願いするんじゃなくて
行動していくだけだよね。


というわけで、
お願いごと、贅沢なことに、もうないかもしれなーい!
と、感じる七夕なのでした。



ぎゃ、今日は書き過ぎた!!

お仕事しまーす。

読み直してません、変なとこあったらごめんなさーい。

『マトリックスの真実』講演会in神戸

2013-07-02 20:47:09 | こころの宝物
船井勝仁さんが、7月14日神戸で開催の
『マトリックスの真実』講演会についてご紹介くださいました。
最初のほうは違ったお話なので、つながったときにはびっくり!!
勝仁さん、ありがとうございます♪
http://www.funaiyukio.com/funaikatsuhito/index_1307.asp

勝仁さんのブログのタイトルは
「やりたいこと、楽しいことをやる」というものでした。
書かれているそのまんまなんだけれど
この真意を理解し、実践するにはちょっと注意も必要になります。
何を注意しなくちゃいけないのかは
ちゃんと勝仁さんがブログに分かりやすく書いてくださっているので
私からとやかく言う必要はないのですが
週末、気持ちよく風渡る淡路島で
国うみの神さまにご挨拶をさせていただいたときに
ふと思い出したお話があって
ちょっと関係ありそうな気がしたので、書いてみます。

神さま(ここでいう神さまは創造主のこと)が
なぜこの世をつくられたのか
私たち生命のすべては、神さまの分御霊であるというのは
よく言われることですが
じゃあ、どうして神さまはそんなことをされたのか。

神さまはすべての存在の源、そのものであり
あまねく広く隔てないもの、悠久の調和した世界。

あるとき、神さまは永々と続くあまりの変化のなさに
退屈になってしまいました。
だけど、すべての存在が自分だし、完璧なわけだから変化のしようがない。

そこで思いついたのが、神さまご自身を分けてみること

分けることで、ご自身のもつ様々を見たり感じたりできる
分かれることで、それぞれが触れ合うことができる
変化が生まれる、そりゃ楽しそうだ!と思ったというのですね。

神さまは遊ぶために、ご自身を分けたということです。

そうして、あるのが私たち。

だとすると、私たちが「やりたいこと」ってなんだろう?
「楽しいこと」ってなんだろう?

おっと、もうすぐタイムアップです。
14日(日)の講演会では、どんなお話が飛び出すか分かりませんが
勝仁さん、ブログの最後にこんなことを書かれています。

「余計なモノをすべて手放すことができれば、
 人間はとてもシンプルにあるべき姿で生きられることを、
 佐々木さんやこの本を世に送り出してくれた山内尚子さんの実体験を聞いて
 実感していただければと思います。」

その「余計なモノ」を手放す手段の総称が
「クリーニング」だと私は思っています。
じゃあ「余計なモノ」ってなに?
「手放す」って具体的にはどうすることなの?
実はそれが分からないままに、あるいは思い違いをした状態で
誤解を恐れずに言っちゃうと盲目的に
「クリーニング」を実践されている方が、かなりいらっしゃるように感じるのです。

最初の神さまのお話から、男性性や女性性のお話
そしてクリーニング、
これから先の世の中……違うな、いついかなるときにも
愛あふれ幸せに在ること。

実はみんなつながっています。

そのあたりが腑に落ちると『マトリックスの真実』が
すーっと見えてきて、いちばん厄介でいちばん「余計なモノ」
「恐怖という感情」に捕われてきた自分に気付けるのじゃないかなと思うのです。

えーっと、私からはそんな感じの話をシンプルにする予定です。
(ガラリと内容が変わることもあるので、そのときは許してくださいね。
 また、質疑応答時間もいっぱい取る予定なので、いっぱいお話ししまょうね。)

佐々木重人さん船井勝仁さん、おまけでなおちゃんのお話
きっと素敵な時間になると思います。
詳細は以下の通りですので
よろしければぜひ、遊びにいらしてくださいね♪

◆『マトリックスの真実』出版記念
       佐々木重人・船井勝仁講演会 in 神戸
7月14日(日)13:30~16:30(13:00開場)
神戸市産業振興センターレセプションルーム
神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号 (神戸ハーバーランド内)
JR「神戸」駅より徒歩約5分
http://www.kobe-ipc.or.jp/access/
参加費 一般3,500円 にんげんクラブ会員3,000円
◆お問合せ・お申込み
新日本文芸協会きれい・ねっと◆
お申込みは下記いずれかまでお名前・参加人数・ご連絡先をお知らせください。
Mail : kileinet@gmail.com
TEL : 079-285-2215 FAX : 079-222-3866