今日は、四位と五位です。
四位
春過ぎて 夏来るらし 白たえの 衣干したり 天の香久山
(巻一・二八 持統天皇)
「はるすぎて なつきたるらし しろたえの ころもほしたり あまのかぐやま」
大和三山の一つ、香久山は標高152メ-トルの低い山ですが、持統天皇は
大きなスケ-ルで詠んだといわれています。百人一首にも載っています。
天の香久山
第五位
田子の浦ゆ うち出でて見れば ま白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける (巻三・三一八 山部赤人)
「たごのうらゆ うちいでてみれば ましろにそ ふじのたかねに ゆきはふりける」
私たちの詩吟の教本にもあります。巻三・三一七の長歌に続けて吟ずるようになっています。
何年か前に、八幡様の宵宮で吟じたことがありますが、反歌だけより良いなあと思いました。
片岡球子 93歳の作品
四位
春過ぎて 夏来るらし 白たえの 衣干したり 天の香久山
(巻一・二八 持統天皇)
「はるすぎて なつきたるらし しろたえの ころもほしたり あまのかぐやま」
大和三山の一つ、香久山は標高152メ-トルの低い山ですが、持統天皇は
大きなスケ-ルで詠んだといわれています。百人一首にも載っています。
天の香久山
第五位
田子の浦ゆ うち出でて見れば ま白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける (巻三・三一八 山部赤人)
「たごのうらゆ うちいでてみれば ましろにそ ふじのたかねに ゆきはふりける」
私たちの詩吟の教本にもあります。巻三・三一七の長歌に続けて吟ずるようになっています。
何年か前に、八幡様の宵宮で吟じたことがありますが、反歌だけより良いなあと思いました。
片岡球子 93歳の作品