伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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恩師の恩師

2017-02-26 09:17:18 | 俳句 短歌
 ・きさらぎのはつかの空の月ふかしまだ生きて
   
             子はたたかふらむか


                     釈 ちょう空


 国文学者・民族学者の折口信夫(釈 ちょう空)は太平洋戦争末期の

 1945年、最愛の養子春洋を硫黄島の激戦で失った。享年38。

 学問上の弟子であり、国学院大教授として研究も脂ののった時期であった。


 2月20日の夜の歌。月をしみじみ見上げながら、春洋はまだ生きて、必死に

 戦っているのだろうか、と祈るような思いを言語化している。


            田中 綾氏の「書棚から歌を」より


  折口 信夫は私の恩師 歌人の故中山 周三氏の恩師でもある。


  折に触れ折口氏の話をされる時の恩師の顔は輝いていた。 



   クンシランが満開



    

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