私が毎日楽しみにしていたyukiさんのブログ
花を育て家庭菜園そして家事、買い物がてらのコーヒータイム
親方さんの介護を続けながら働き者で豊かな教養
同世代ながら
教わることがたくさんありました。
今日コメント欄で・・・訃報を知り
驚き、心が凍り付きました
涙が止まりません
はやい旅立ちでした。
ご冥福をお祈りいたします。
ここに
お断りもせず失礼とは思いますが
私が好きだったyukiさんのブログを掲載させていただくのを
お許しください。
凛とした生き方は私の指針でした。
今回の入院入に谷川俊太郎さんの詩集を携えた。
いつも、手に届く場所に置いてある。
「これが私の優しさです」 、 「さよならは仮のことば」の二冊。
何度も何度も読み返す。
心が穏やかで優しくなれる。どの詩も好きだが、娘が黄泉の国に旅立つたばかりに読んだ詩、「かなしみ」が心にしみた。
「これから私の優しさです」は、娘の本棚にあった詩集なのだ。
かなしみ
あの青い空の波が聞こえるあたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてきてしまったらしい
透明な過去の駅で
遺失物係の前に立ったら
僕は余計に悲しくなってしまった
「さよならは仮の言葉」より
そのあと
そのあとがある
大切なひとを失ったあと
もうあとはないと思ったあと
すべて終わったと
思ったあとにも
終わらないそのあとがある
そのあとは一筋に
霧の中へ消えている
そのあとは限りなく
青くひろがっている
この詩は、今の私の心に何故か引っかかっているのだ。
家で終わりを迎えたいと主治医に申し出たらその準備をして下さるようだ。
また、時間がかかりそうだが。