伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

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ジャコシカ132

2019-12-12 23:55:36 | ジャコシカ・・・小説

飾り気のないショートカットで落ち着いた大人の雰囲気の清子と、記憶の中の小学校6年の少女

 

を継ぎ合わせるのには、さして時間はかからなかったが、4つ下の幼かった千恵と赤いマフラーの

 

女子学生を結び付けるのは少し遅れた。

 

 あやは改めて自分がこの地を去ってから流れた、時の長さを知った。

 

 中学を出て直ぐ札幌の高校に入るために離れてからの10年は、激しい変化の10年だった。

 

 その間、姉妹とは一度も会っていない。

 

 小学校から中学を出るまでの冬の間は、二人の家で暮らした。

 

 一緒の学校に通い、文字通り赤間家の家族となり、二人の姉となって暮らした。

 

 それなのに冬が訪れ、まるで枯れ葉がハラリと落ちるように、二人との関係は途絶えてしまった。

 

 多分に意識的に断ち切ってしまった過去の中に、清子も千恵も入っていた。

 

 あやは二人を眼の前にして、そのことに改めて後めたさを感じた。

 

 清子と千恵の方には、何の拘りもなかった。姉のように接してくれたあやが、自分達を完全に忘

 

れてしまったのではないかと考えることは悲しいことだった。

 

 恨めしい気持ちもあった。

 

 しかし、彼女は都会という新しい環境の中で、自分達の知らない大人の世界に踏み入ったのだと

 

思うと、諦めるしかなかった。

 

 その懐かしいあや姉が突然眼の前に現れ、二人は驚きと喜びですっかり混乱していた。

 

 何から話してよいやら、何を話してよいやら分からず、呆然としていた。

 

 「久し振りね、元気でしたか」

 

 清子は気を取り直すように言った。

 

 その言葉を聞いた途端あやは、ああ、彼女はもう社会人として仕事をしている女性だと気付いた。

 

 

 

 

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寝室からの眺めは最高

2019-12-12 17:09:47 | ララ二代目愛ネコのトト…浜の野良

 寝室からの眺めはトトにとって最高

 毎日訪れる小鳥たちのライブを身近に

 見ることができる・・・。

 

 時には伸びをしてつかまえようとしている。

 

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