乙女ラヴォスの初恋の相手でもあったワイルド・ラヴォスが宇宙へ旅立ちました。
初恋・・・とは言っても片想いです。
いえ、乙女ラヴォスは両想いだと思っているようですが、告白はしなかったので、ワイルド・ラヴォスの気持ちは本当のところ分かりません。
とにかく、ワイルド・ラヴォスの旅の無事を祈る乙女ラヴォスです。まさに「乙女の祈り」です。ちょっと自己陶酔入ってます。
乙女ラヴォスは、ますます空想の世界に入り浸ります。
そう、空想の世界では、宇宙へ旅立ってしまったワイルド・ラヴォスと両想いになる主人公・乙女なラヴォスなのです。
では、乙女ラヴォスが考えている恋愛物語の内容・プロットをお話しましょう。以下、乙女ラヴォスの空想による物語です。
・・・・・・・・・
オスの「冒険家ラヴォス」は前々から、メスの「乙女なラヴォス」のことが気になっていました。
でも、硬派なので、なかなか気持ちを伝えることをしませんでした。
しかし、宇宙へ旅立ってしまえば、少なくても数億年は帰ってくることはありません。
この星と同じような「生命あふれる豊かな星」を見つけるまでは帰らないつもりです。
冒険家ラヴォスのオスの意地です。
というわけで、冒険家ラヴォスは旅立つ前に、乙女なラヴォスに自分の気持ちを伝えようか迷いました。
もしかしたら、会えるのもこれが最後かもしれません。
・・・いえ、だからこそ、ここは黙って旅立つほうがいいのかもしれません。
告白したところで、乙女なラヴォスの気持ちをかき乱すだけです。
冒険家ラヴォスは迷いながら、ついに旅立ちの日を迎えてしまいました。
見送りにきてくれている大勢のラヴォスたちの中から、乙女なラヴォスの姿を探す冒険家ラヴォス・・・でも、乙女なラヴォスの姿が見当たりません。
冒険家ラヴォスはがっかりしてしまいます。
が、ふと、遠くの木を見やると、なんとそこに乙女なラヴォスがお口から涙を光らせながら、自分を見つめているではありませんか。
冒険家ラヴォスは、乙女なラヴォスのもとに飛んでいきました。
そして、告白したのです。
乙女なラヴォスはお口の涙をぬぐい、頷いてくれました。冒険家ラヴォスの気持ちを受け入れてくれたのです。
なんという幸せなひと時でしょう。
けど、旅立ちの時が近づいてます。
せめて延期しようかと、冒険家ラヴォスの気持ちは揺らぎました。
が、延期をしてしまえば、ますます乙女なラヴォスから離れがたくなるでしょう。
かといって、旅立ちをやめるわけにはいきません。
涙を呑んで、冒険家ラヴォスは旅立ちます。
乙女なラヴォスは、冒険家ラヴォスの無事を祈ります。
・・・・・・
・・・・・・・・・
と、ここで、現実に戻りましょう。ここは、第一のクライマックスです。
この話を読んで、お口から「涙」を流さないラヴォスはいないでしょう。
乙女ラヴォスも、「よだれ」ではなく「涙」を流しながら、この話を書きました。
でも、まだまだ続きがあります。
以下、乙女ラヴォスの創作恋愛物語の続きのプロットです。
・・・・・・
・・・・・・・・・
けれど、宇宙に旅立っていった冒険家ラヴォスからのテレパシーが、やがて届かなくなり、音信不通となります。
乙女なラヴォスは心配でたまりません。
乙女なラヴォスは祈り続けます。
どんどん元気がなくなる乙女なラヴォスに、お友達ラヴォスは心配し、冒険家ラヴォスを忘れさせようと、ほかのオスラヴォスを乙女なラヴォスに紹介します。
でも、乙女なラヴォスは、冒険家ラヴォスひとすじです。一途であることこそ、乙女というものです。
ところで、冒険家ラヴォスはどうしてしまったのでしょう。
このお話の続きは次回にて。
・・・・・・
・・・・・・・・・
ということで、ちょっとここでお腹も空いてきたし、乙女ラヴォスは休憩したいようです。
そう、お腹が減っては、妄想力も落ちてきます。
思い浮かぶのは食べ物のことばかりになってしまいます。
お口から流れるのは「涙」ではなく、いつの間にか「よだれ」になっているようです。これではいけません。乙女としての品格も落ちてしまいます。
ここで無理して妄想に励んでも、いえ、創作に励んでも、良いアイディアは浮かんでこないでしょう。
マイペースな乙女ラヴォスは決して無理はしません。とくに食欲の無理は禁物です。
乙女ラヴォスは、今、ラヴォスおばさんからいただいたクッキーとお紅茶をいただいてます。
スイーツは乙女の基本です。
それでも、まだちょっと足りないので、マフィンやケーキもいただきました。至福の時です。
今の乙女ラヴォスの心の中は、クッキーやマフィンやケーキへの恋心で占められてます。ワイルド・ラヴォスが入る隙間はありません。
もしや、これはひょっとして、あまり乙女らしくないのでは、と思わないでもありませんが、そういうことはあまり考えないようにします。
スイーツは乙女のエネルギー源なのです。
乙女エネルギーを得て、食欲も満たされ、よだれもおさまってきました。
乙女ラヴォスの心に、乙女心が、恋心が、ワイルド・ラヴォスが戻ってきたようです。
乙女ラヴォスは恋の妄想を再開させます。
冒険家ラヴォスの運命は?そして乙女なラヴォスの恋の行方は?
ちょっとだけ気になりますが・・・乙女ラヴォスのちょっと都合のいい妄想は次回へ続きます。
初恋・・・とは言っても片想いです。
いえ、乙女ラヴォスは両想いだと思っているようですが、告白はしなかったので、ワイルド・ラヴォスの気持ちは本当のところ分かりません。
とにかく、ワイルド・ラヴォスの旅の無事を祈る乙女ラヴォスです。まさに「乙女の祈り」です。ちょっと自己陶酔入ってます。
乙女ラヴォスは、ますます空想の世界に入り浸ります。
そう、空想の世界では、宇宙へ旅立ってしまったワイルド・ラヴォスと両想いになる主人公・乙女なラヴォスなのです。
では、乙女ラヴォスが考えている恋愛物語の内容・プロットをお話しましょう。以下、乙女ラヴォスの空想による物語です。
・・・・・・・・・
オスの「冒険家ラヴォス」は前々から、メスの「乙女なラヴォス」のことが気になっていました。
でも、硬派なので、なかなか気持ちを伝えることをしませんでした。
しかし、宇宙へ旅立ってしまえば、少なくても数億年は帰ってくることはありません。
この星と同じような「生命あふれる豊かな星」を見つけるまでは帰らないつもりです。
冒険家ラヴォスのオスの意地です。
というわけで、冒険家ラヴォスは旅立つ前に、乙女なラヴォスに自分の気持ちを伝えようか迷いました。
もしかしたら、会えるのもこれが最後かもしれません。
・・・いえ、だからこそ、ここは黙って旅立つほうがいいのかもしれません。
告白したところで、乙女なラヴォスの気持ちをかき乱すだけです。
冒険家ラヴォスは迷いながら、ついに旅立ちの日を迎えてしまいました。
見送りにきてくれている大勢のラヴォスたちの中から、乙女なラヴォスの姿を探す冒険家ラヴォス・・・でも、乙女なラヴォスの姿が見当たりません。
冒険家ラヴォスはがっかりしてしまいます。
が、ふと、遠くの木を見やると、なんとそこに乙女なラヴォスがお口から涙を光らせながら、自分を見つめているではありませんか。
冒険家ラヴォスは、乙女なラヴォスのもとに飛んでいきました。
そして、告白したのです。
乙女なラヴォスはお口の涙をぬぐい、頷いてくれました。冒険家ラヴォスの気持ちを受け入れてくれたのです。
なんという幸せなひと時でしょう。
けど、旅立ちの時が近づいてます。
せめて延期しようかと、冒険家ラヴォスの気持ちは揺らぎました。
が、延期をしてしまえば、ますます乙女なラヴォスから離れがたくなるでしょう。
かといって、旅立ちをやめるわけにはいきません。
涙を呑んで、冒険家ラヴォスは旅立ちます。
乙女なラヴォスは、冒険家ラヴォスの無事を祈ります。
・・・・・・
・・・・・・・・・
と、ここで、現実に戻りましょう。ここは、第一のクライマックスです。
この話を読んで、お口から「涙」を流さないラヴォスはいないでしょう。
乙女ラヴォスも、「よだれ」ではなく「涙」を流しながら、この話を書きました。
でも、まだまだ続きがあります。
以下、乙女ラヴォスの創作恋愛物語の続きのプロットです。
・・・・・・
・・・・・・・・・
けれど、宇宙に旅立っていった冒険家ラヴォスからのテレパシーが、やがて届かなくなり、音信不通となります。
乙女なラヴォスは心配でたまりません。
乙女なラヴォスは祈り続けます。
どんどん元気がなくなる乙女なラヴォスに、お友達ラヴォスは心配し、冒険家ラヴォスを忘れさせようと、ほかのオスラヴォスを乙女なラヴォスに紹介します。
でも、乙女なラヴォスは、冒険家ラヴォスひとすじです。一途であることこそ、乙女というものです。
ところで、冒険家ラヴォスはどうしてしまったのでしょう。
このお話の続きは次回にて。
・・・・・・
・・・・・・・・・
ということで、ちょっとここでお腹も空いてきたし、乙女ラヴォスは休憩したいようです。
そう、お腹が減っては、妄想力も落ちてきます。
思い浮かぶのは食べ物のことばかりになってしまいます。
お口から流れるのは「涙」ではなく、いつの間にか「よだれ」になっているようです。これではいけません。乙女としての品格も落ちてしまいます。
ここで無理して妄想に励んでも、いえ、創作に励んでも、良いアイディアは浮かんでこないでしょう。
マイペースな乙女ラヴォスは決して無理はしません。とくに食欲の無理は禁物です。
乙女ラヴォスは、今、ラヴォスおばさんからいただいたクッキーとお紅茶をいただいてます。
スイーツは乙女の基本です。
それでも、まだちょっと足りないので、マフィンやケーキもいただきました。至福の時です。
今の乙女ラヴォスの心の中は、クッキーやマフィンやケーキへの恋心で占められてます。ワイルド・ラヴォスが入る隙間はありません。
もしや、これはひょっとして、あまり乙女らしくないのでは、と思わないでもありませんが、そういうことはあまり考えないようにします。
スイーツは乙女のエネルギー源なのです。
乙女エネルギーを得て、食欲も満たされ、よだれもおさまってきました。
乙女ラヴォスの心に、乙女心が、恋心が、ワイルド・ラヴォスが戻ってきたようです。
乙女ラヴォスは恋の妄想を再開させます。
冒険家ラヴォスの運命は?そして乙女なラヴォスの恋の行方は?
ちょっとだけ気になりますが・・・乙女ラヴォスのちょっと都合のいい妄想は次回へ続きます。