甘裸哲学

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ヘーゲルの弁証法とか

2012-12-21 22:34:30 | 大きな哲学
弁証法とは「矛盾を肯定してやることで更なる高みを目指そう」という思考法である

ある考えがあり、これが絶対的に正しいとすると
他の考えは絶対に間違っていることになってしまう
「本当にそうなのか?」ここで原理主義に陥らずに
絶対的に正しいと思っていた考えに疑問を持ち
自分の解釈の方に問題があったのだと思うようになる
額面通りの意味に受け取るのではなく、真の意味を考えようとする
そうすることで、何が本当に正しいのかが分かるようになる
文字通りの意味で捉えると、表面上矛盾している考えなのですが
深くまで見ていくとうまく結びついている、と言っているのです

ある考え(正:テーゼ)に対して
別の考え(反:アンチテーゼ)を考慮し
これらの考えを止揚(アウフヘーベン)することで
より素晴らしい考え(合:ジンテーゼ)にたどり着く

弁証法は自分一人でできるため、特に対話は必要とされない
また、考えを複素数として表し
正=a+bi 反=c+di 合=正×反=ac-bd+(ad+bc)i
のように考える人もいるようだ
実部(我々が普段目にする表面部分)では対立により引き算となっているが
虚部(我々が普段目にすることのない深層部分)では足し算により高め合ってる的な?
まあ、私の知ったことではないですねw←

弁証法は私が愛用する道具なので
このブログを読んでくれている方は
今まで説明なしに何度も見せられてきた手法だと思う
具体例など私のブログにたくさん転がっているので自分で探して欲しい
間違いは見つけ次第修正する次第でありますノシ

追伸:例えば「中道」
これは両極端の教えをヘーゲルの弁証法により止揚した結果生まれた
「あるがままに生きるのが良い」という素晴らしい教えです
決して「真ん中がいいよ!バランスが大事だよ!」などという
小学生並みの低レベルな考えではないのです
まあ釈迦がどのように考えたかなんて私の知ったことではないのですがね
そんなことより、仏教徒からの批判のコメでブログが炎上しないか心配ですw

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